富岡製糸場と内国勧業博覧会(市川中 2018①) | 中学受験入試標準問題集 今日の1問

中学受験入試標準問題集 今日の1問

標準的な中学入試問題の解法について取り扱います

本日は、富岡製糸場と内国勧業博覧会に関する記述問題を扱います。

前者は良く知られていますが、後者はややマニアックな知識かもしれません。字面で想像することが必要になります。

少し難しい問題ですが、富岡製糸場を手掛かりに書いてみましょう。

 

問題

富岡製糸場の設立と、内国勧業博覧会の開催に共通する特徴と目的は何ですか。あわせて説明しなさい。

 

 

解説

内国勧業博覧会とは、国内の物産の開発、奨励を目的とした全国物産の博覧会で、明治期に5回実施されました。内国、勧業、博覧会という言葉から想像がつくと思います。富岡製糸場をはじめとする官営工場と並び、日本の工業の近代化を推進する役割を果たしました。

 

解答例

模範となる高度な技術を展示することで、日本の工業の近代化を図った。