印象セラピストのタグチmisatoです。
これはプレゼントで頂戴した若狭塗の
お箸です。
◆マツ勘 箸蔵ブランドの「夜空:暁」
というもの。
なんでも、あの「マツコの知らない世界」で、
この夜空が気に入ったっていうことらしく、
注目を浴びた一品みたいです。
私のお箸の好みは、
丈が長く、
箸先はたたき加工があって、
ざらざらした表面になていること。
(つるんとした食材を挟んでも滑りにくい)
持ち手に当たる部分が四角や五角形っぽい
形状のもの・・・。
だから、もう、
この暁は正にストライクでした。
調べてみるとこのメーカーは
創業1922年、福井県小浜市に
とっても素敵な構えのギャラリーも
あるようです。
製造にはこだわりも沢山あり、
例えばこれらの箸一本ずつ、
手描きで柄・模様付けなどを
施しているそうです。
へぇー、
機械じゃないんですね、
絵付けって。
って感じで、急にお箸の今昔話に
興味が沸いてきまして、ちょっと
調べてみました。
まず、日本で食事の席で
最初に棒状の二本のお箸を用いた人は
◆聖徳太子
っていうのを発見。
なんでも、大陸から招いた賓客を
もてなす為に、手掴みで食べる習慣を
改めた云々。
弥生時代には神事用で、
ピンセットのように使う為に、
竹を折り曲げて捧げ物を扱う道具として、
存在していたようです。が、
人が日常使いにした訳ではないって。
別の調べ方をしてみると、
箸については
◆前頭前野を活性化させる
という文言も出てきました。
記憶や感情を制御し、
脳全体の健康を保つ役を担う
前頭前野は、
手先を使うことで活性化される云々。
つまり特に、
幼少期や、高齢者にとって、
箸を使うことは脳の健全化に
直結するって訳ですよね。
うーむ、
やはり自分の使い勝手に適う
1膳を拘って入手することは、
深い意味があるんですよ、これは。
超良かった!
私の希望通りの仕様が施された
1膳を手にすることになって❤︎。
で、まつ勘さんのHPでは、
箸供養も
お願いするとやってくださるそうです。
箸の買い替え時期に、
これまで自分の分身のように
手に馴染んで、
食を美味しく導いてくれたことに
感謝を込めて行う
◆マイ箸供養・・・。
そうなんだ、
なんだか、今朝まで使っていた
お箸、ポイ捨てがとっても
淋しい行為に感じちゃいました。
うーむ。