印象セラピストのタグチmisatoです。

これは過日、

執り行った身内のセレモニー。

 

 

*コロナ禍ですっかり家族葬や、

密葬が必須・定着という雰囲気でしたが、

直近で行動制限が変わってことで、

セレモニーも

行われるようになったそうです。

 

 

我が身内の場合も、

通常入場数の半分以下に抑えて、

椅子と椅子との前後左右の間隔、

焼香台と参列者までの間隔、

エレベーターの開閉口から

記帳スペースまでの間隔、

代表受付までの間隔など、

もの凄くゆったり設置しての

実施としました。

 

 

場内での飲食(飲料を含め)控えていただき、

精進落としも、

中食も、初七日法要後の会食も、

全てお重のような設えで、

お持ち帰りいただくように努めました。

 

 

どちら様もしっかりマスクを装着され、

アルコールによる手指除菌も

自主的に行っていただき、

場内はお坊様の読経がただただ、

響き渡る粛々としたものでした。

 

 

故人の趣味にまつわる品々は、

しっかり間隔を開けた場所に設置し、

人溜りなく、スムーズに移動できる

導線が構成されていました。

 

 

記帳欄には

もしかの折に、

きちんと連絡がお届けできるよう、

参列者お一人ごとに

個人情報を記載いただきました。

この先、管理すべきと

気持ちが改まりました。

※記述時間はかかりましたが、

十二分に記帳台の用意があり、

滞りなく進行できて安堵しました。

 

 

参列下さった皆様は口々に、

『故人のお顔を見て、

お別れができてよかった。

良いお顔で、生き切られたんですね。

こちらも心残りなく、

これでお見送りができます。

式を行って下さり、

ありがたいです』

と仰って頂けました。

 

 

やはり、

お別れの挨拶は顔を見て、

その人と最後の時間を一瞬でも

実感したいもの・・・なんですね。

 

 

エバーミング職3名を招き、

故人のお気に入り写真を渡しました。

驚くほど美しく

蘇らせてもらったその笑顔に、

参集いただいた方々からも、

『幸せそうな顔で、何より。

今日、この笑顔に会えて、

思わず微笑み返ししちゃうわね。』と。

 

 

皆さんの故人への印象が、

幸福感漂う笑顔で上書きできたことで、

本当にセレモニーを行って

良かったんだと実感しました。

 

 

また、コロナに対しての

感染予防のルールが、

今生の別れの場面でも

しっかり遂行できる

皆様方のお心遣いにも、

感謝しかありません。