名古屋在住の印象セラピスト

タグチ misatoです。

 

 

先日お得意様訪問後に、

名古屋の繁華街「栄」の交差点から、

事務所のある丸の内へ向かって

街ブラ気分で広小路通りを歩いて

おりましたら、偶然発見!

 

 

近頃?メディアで頻繁に

取り上げられている?

「江戸川乱歩」さんの

住居跡を示す石碑を。

 

 

石碑の右側に見える交差点が

◆広小路栄

栄スカイル前の舗道です。

 

 

三重県の名張市出身で、

名古屋の現・瑞陵高等学校を経て

早稲田大学在学中に

処女作を書き上げた作家さん。

 

 

*子供自分に、

明智小五郎・・・が出てくる

小説を図書館で

借りて読んだ記憶があります。

 

また、土曜に学校から戻ると、

美輪明宏さん主演の劇場版

「黒蜥蜴」がTV放映されていた?

記憶があります。

これも、江戸川乱歩作品で!

何故だか、意味もわからず

ゾクゾクした気分で

魅入っていたのを覚えています。

 

その頃は、

ジェンダーレスの概念がなく、

低音の声、独特の言い回し、

艶やかなメイクに

華やかなドレス・・・。

ただただ、

見惚れていたような。

 

 

さて、

その乱歩先生のご自宅跡、

今では、広小路栄の交差点周辺は

かつて住居があったとは思えない

ビル群が立ち並ぶ場所ですが、

この記念碑を発見したことで、

舗道への印象が変化した気分。

1965年までご存命だったようですが、

かつては、

先生のゾクゾクするような世界が、

この栄界隈でも

繰り広げられていたのかも?

 

 

そう思うと、

栄近辺の歴史を遡ってみるのも

一興かも。

私に一番古い栄の記憶は、

今はその名称はありませんが、

丸栄百貨店と

オリエンタル中村百貨店の間で、

路面電車に乗ったことでしょうか。

 

 

・・・うーむ、

年齢丸わかりですが、

亡き父に抱き抱えられ、

白いタイツの両足を

バタバタさせて、

子供には高すぎる乗車階段を

昇った記憶があります。

そう、早春の今時分だったでしょうか。

 

 

一気に、栄に対する印象が、

あったかなものになったような。

こういうのをノスタルジーって

言うんでしょうか。

幸福感が押し寄せてきました。