印象セラピストのタグチmisatoです。

最近、ネットサーフィン(死語?)中に、

超有名な美容系のエッセイストの方の

記事だったと思うのですが、

得心した一文がありました。

読み返していないので、

うろ覚えですが、

でも、最近の私に気持ちの在り方を

正してくれるものだったので・・・。

 

↓私の記憶にて・・・(恐縮です)

 

『嫉妬・・・という感情は、

誰にでも起こりうるもの。

 

ただし、それを別の感情に変える手段を

私たちは持っている。

それは、嫉妬の対象となる相手の

優れている点を、

素直に声に出して褒めること。

 

例えば、スポーツ競技では、

それまでライバルとして

互いに辛い練習に励み、

満を辞して試合に臨み、

順位が明確に付けられる。

 

・・・悔しいし、悲しいし、

相手が羨ましい・・・。

でも、自分も記録を目指し、

懸命に頑張ってきた。

それは事実。

 

 

だから、自分以上の結果を出した相手は、

それ以上に大変な努力をした結果であり、

その証が、運をも引き寄せて

生まれたのがこの記録なのだ。

 

“おめでとう、すごく頑張ったね”。

 

こうして声に出して、

相手に伝えることで、ドロドロした

感情が透明なものに昇華し、

自分の感情が前向きに

シフトし始めるのだ』。

 

 

・・・こんなニュアンス?的な?

内容だったような。

 

 

でね、そんな馬鹿な、

簡単なことじゃないよ〜と、

私、思ったんですが。

実践する場面に遭遇しましてね・・・。

 

 

その人は2ヶ月前まで

拠点全体の評価最低(評価Point数0)者として、

2ヶ月間、全国関係部署配信リストに

掲載されていました。

いわば、晒し者状態です。

 

でも、

ある時、「知人」という括りから、

人間関係の大切さに気づかされ、

人に接する自分自身の在り方に

変化が生まれたようでした。

 

初対面の方でも、

古くからの知人のように心を通わせる

ことを念頭において、

どう接するべきかと。

 

 

すると、その翌日から、

まるで魔法のように、

コミュニケーションスキルが開花し、

1ヶ月後には、

トップ10入りする成績に。

 

で、その急成長の兆しが

見えた瞬間、私の中には

「なんで〜。

ちょっと前まで、

あんなこと言ってた人だったのに」。

っていう感じで、

その偉業の始まりを

喜んでいませんでした。

 

 

本人も

「あーあ、いいお客にあたりたい」

っていう感じだったんです。

※いえいえ、『いいお客』様にするのは

自分自身の対応次第のはずなのにねぇ〜と

私は斜に構えて聞いていました。

 

 

ですが、

知人さんとの出来事以来、

「助けてもらったわァ。

お客様が良かったから、

成績につながったし。

ありがたいね」って、

本人が口にするようになって。

 

 

でもって、どんどん

連続して成果が生まれたら

「これは、たまたま、

運が良いってこと。

しっかり、向き合わなきゃね」って。

 

 

もう、私の嫉妬?のレベルは

超えちゃってまして、

「ねぇ、どうせなら、

トップ10を狙って、頑張ったら!

だって、本当に立派な数字。

これはたまたまだけじゃなくて、

立派な人間力の成果よね。

リピーターさんも

続々来てくださってるから。

おめでとう!

本当に素晴らしいよね」。と、

思いっきり、褒め称えていました。

 

 

すると、私の心の中で、

この人の更なる高みを期待してか、

勝手にワクワクする気持ちが

大きく育っていることに

気がつきました。

 

 

それ以前でも、私、

人の好成績を聞いたり、

教えられたりすると、

◆おめでとう

◆頑張ったんだね

◆良かったね

とか、言っていました。

 

 

でも、

その言葉の前後には

◇おめでとう、何が良かったの?

◇良い時間帯に、頑張ったんだね?

◇良かったね・・・、羨ましい!

といったマイナス感情が、

恐らく潜んでいたような気がします。

 

 

こんな気持ちに陥る自分が

すごく残念で、嫌いだったんですが、

ともかく、成績・成果という事実を

感情を抱かずにまっすぐ見ると、

それは実際、評価に値してますよね!

 

 

評価が積み重なれば、

記録が更新となるわけで、

その更新が自分の周辺で起きていて、

実際、

間近で垣間見えるというシズル感。

 

 

もう、ちゃんと声に出して

素直に褒めるしかない。

で、ちゃんと会って

伝えてみました。

 

 

すると、本当にドロドロした

嫉妬の気持ちがどこかへ消えて、

もっと高い記録へ

挑戦してほしいっていう

気持ちだけがムクムク湧いてきて。

前向きにシフト!

 

 

でね、

立場は違えど、私自身も

もっと素直に相手のことを称えて、

一緒にワクワクできるよう、

改めて

頑張ろうって思えてきたんです。

 

 

嫉妬・・・って、

自然な感情だけど、

それに支配されると、

自分を貶めてるよね。

 

 

嫉妬を

コミュニケーション力で変化させて、

自らを奮い立たせるツールに

変える・・・。

相手を比較対象で眺めず、

シンプルに事実を認めてから、

声に出して褒めて伝えることで、

冷静に、クリアに状況を捉え、

自分自身を

奮い立たせられるという話。

 

 

さて、私の知り合いのその人、

どこまで昇り続けるかしら。

天井は、破るために彼女の頭上にどうやら

あるらしい・・・。