印象セラピストのタグチmisatoです。
ここ数年、
ハードカバーの本、全然読んだ記憶なし。
購入した本は?って問われたら、
頭蓋骨と顔の表情筋に関わる
ノウハウ本とか、
骨格と姿勢に関わる着こなし関連の
マニュアル本だったり・・・。
それに、
何か読みたくなったらスマホや、
PCから入れちゃうんで、
なんだか、
本を手に取るのが面倒?気味に
感じられちゃって…、
すごーく離れちゃってます。
なんで急に、こんなこと?が
気になり出したかというと、
地下鉄の車両内での1シーンが
目に焼きついちゃったから。
ラッシュアワーも過ぎて、
比較的ゆっくり出社シフトの
皆さんが乗り合わせる時間帯で、
私の座った一両内には
立っている方を含め、
おおよそ60名くらいが乗車。
数えるとその内48名が着席し、
私を入れて12名は目を閉じたり、
空を見つめたりしてました。
で、33名がスマホを覗き込み、
首が前に垂れ下がった姿勢でした。
で、です。
たった2名の方は、
素晴らしく背筋がピンと伸びた姿勢で、
しかも、
膝を閉じたて綺麗な座り方を
されていました。
(※ちなみに残りのお一人は、
見出しが超大きめの
スポーツ紙に没入!)
・・・このお二人が共に、
ハードカバーの本を手に持って、
車内で読書に
没入していらっしゃったんです。
『わざわざ
ご本を地下鉄に持ち込み、
しかも背筋を伸ばして、
読書に勤しまれる方って、
お育ちもよろしくて、
佇まいからして、違うのね?!』と、
勝手にイメージ広げちゃいました。
実際、
首が前の垂れてスマホに
見入っている方々は、
男女を問わず、
膝が閉じてない。
まぁ、男性の場合、
あえて膝を閉じる躾をヨシとする
習慣は
なかったのかもしれませんが。
両足先を肩幅程度に開き、
しっかり膝が前向きに
腰掛けるという
それなりの様になる開脚ではなく、
両足先や踵は揃っていても、
膝に向けて
V字に開脚しているケースが
多かったです。
四六時中、
スマホやPCの画面を
首を垂れて覗く習慣が、
首から背筋への背骨のバランスを乱し、
腰骨から骨盤までをも
ズレや歪みが
生じているのでしょうかね。
そのせいで、
骨盤底筋や太腿の筋肉が
柔軟性を失い、
膝を締める筋力が衰えている?
車内でハードカバーを読むことが、
視力にとって、
如何なものか?という疑念は残りますが、
良い姿勢で読書に没入される方が、
両膝を綺麗に閉じて
背筋もピンとされていたことは
紛れもない事実。
なんだか、
◆風が吹くと桶屋が儲かる…的な
例え話になりそうですが、
人間、幾つになっても
姿勢が整っていることは、
健康面でも、
印象面でも良いことであるのは
間違いありません。
もしかしたら、
ハードカバーのお二人は、
毎日しっかり自己管理として、
筋力トレーニングに勤しまれる?
タイプかもしれませんが。
アラウンドロクマル世代は、
背筋が丸く見え出したら、
一気に加齢レベルが
更新しちゃうものね。
いろんな意味から、
考えさせられた『本』に
まつわる四方山噺でした。
何かの、
気づきにつながりましたら
嬉しいです。