いつもお読み頂き、

毎度ありがとうございます!



いやー、今日はいい天気ですね。



連日の雨が嘘のようです。



売上、取って行きましょうね!



今日のテーマは棚卸について。



皆さん、棚卸、しっかり

出来ていますか?



原価率は棚卸が
深く関係しています。



ちょっと計算式を
おさらいしてみましょう。





■原価率とは

(先月末在庫金額+当月仕入金額-当月末在庫金額)÷売上×100



先月末在庫金額 50万円


当月仕入金額  80万円


当月末在庫金額 40万円


売上    300万円・・・とします。



そうすると、下記が原価率になります。


(50万円+80万円-40万円)÷300万円×100=30.0



つまり原価率30.0%となります。






この当月末在庫金額を確定
させるというのが、棚卸という
行為です。



これはただの作業ではなく、
「経営に関わる重要な業務」
なのです。



なので、棚卸は気が抜けません。



正確に、しっかり行う
必要があります。



では、どんなところが
ポイントなのか、一緒に
確認してみましょう。





■倉庫整理を事前に行う


倉庫が整理されていると、
原材料の個数は数えやすいですね。



ダンボールに入った
半端な原材料は、ダンボール
から出しておく。



背の高いものは奥に、
低いものは手前に。



などなど、数えやすい
ように工夫して、事前に
整理しておきましょうね。






■原材料は、さわってカウント


目で見ると、間違います。



必ず、触ってカウントし、
個数の間違いを防ぎましょう。





■仕込み済み食材のカウント


棚卸はとりあえず倉庫の
原材料を数えればいいや、
と思っていませんか?



仕込み済みの食材も
立派な原材料です。



キッチンの小さい冷蔵庫など、
仕込んだ食材なども、キチンと
計りましょうね。





■月末前の発注量を抑え目に


月末前の発注を増やすと、
仕入れ金額が上がってしまいます。



その月に使わなくても良い
お金が出て行ってしまいますので、
月末前は気をつけましょうね。



他にも色々ありますが、
留意しておきたい所ですね。







繰り返しますが、棚卸は
「経営に関わる重要な業務」です。



もし原価率が問題ない数値
に見えても、棚卸のミスにより、
実は原価率が目標よりオーバー
していたら・・・。



そんな、潜在した実態が
無いとは限りません。



当然、その月は
見過ごしてしまいます。



ということは、改善に
着手するのが遅くなる。



つまり、無駄に原価を
使用してしまう期間がある、
ということになります。



これは経営において、
何としても避けなければ
なりません。



精度高く検証出来ないと、
いいか悪いか判断が出来ない
のですから。



なので原価率を正しく
検証出来るように、
棚卸をしっかり
行いましょうね。



とても重要ですよ。