第4話:研修 | 本田承太郎

本田承太郎

飲食店開業を目指す為に学ぶべき知識。
スキルと資金・経験を積んで
自分の城を持つ為にやるべき10の事。

前回までのあらすじ:藤堂物産で働く本田承太郎はこの会社10年働くサラリーマン。
新しく新規プロジェクトに取り組む中何故か自分の部下たちの配属が変更し
サブリーダー的存在で直属の部下山本が退職してしまった。



今は、ひとまず新規プロジェクトに専念して
この問題については情報を集めることにしました。

そもそも、飲食店の新規立ち上げと言うだけでも
大きな仕事で一筋縄ではいかない
問題が山積みだったのです。


現在上司の藤森が大幅に人事の入れ替えを
行ったため業務が乱れていて
うまく機能していませんでした。

そして、風通りも悪く情報が本田に入ってきません。


こういう時どうしていけば良いのでしょうか?


本田承太郎が所属する会社の
相関図は現在このようになっていました。

藤堂物産相関図




本田承太郎の部下山本はここの
リーダーにあたる人物でした。

そして上司の藤森は本田たち管理職を
3名ずつ受け持つ部長職となります。


本田の立場はいわば中間管理職で
役職は違えど同級に位置する管理職も29名いました。


その管理職一人一人に受け持ちが3~6チームあります。
1つの係で5名くらいにリーダーが1名という編成です。

まず、本田承太郎が受け持つプロジェクトにも
30人くらいの部下がいます。



今回本田承太郎が受け持つプロジェクトは
新規店舗立ち上げなのでこの中からチームを
大きく3つに編成しました。

販売促進・営業チーム
研修・育成チーム
事業計画・庶務係

そして、まず必要になるのは土地です。

一般的に飲食店は郊外型ロードサイド・テナント型
通行人対象などがあります。


今回の計画では一からお店を作っていくので
まずは見本となるお店に本田承太郎自身が
研修に行くことにしました。

色々なパターンでお店を見て回り、
どういった店舗構成で営業を計画すれば良いか
参考にするためです。


まずはじめに研修を許可してもらえた企業は
某焼肉チェーンでフランチャイズ経営を行っている会社で
関東近郊に100店舗展開する大きな会社でした。


早速研修先に本田承太郎は出向するのですが、
研修先で本田承太郎を待ち受けていたのは
意外な環境だったのでした。


つづく