それでは前回の続き・・・・・・
まずはスズキ亜目ユゴイ科から
オオクチユゴイ。南方系ですが、静岡県某河川淡水域においてタモ網で採集しました。複数個体を採集できましたが、ユゴイと比べて数は少なかったです。
飼育を試みましたが、同種の縄張り意識が強く、長期飼育には至りませんでした。
次に同じく南方系のユゴイ。一枚目の小さい個体は正直ユゴイかどうかは自分にはわからないのですが、恐らくということで・・・・
オオクチユゴイと同所で採集できましたが、オオクチユゴイに比べて本種の方が大きい個体が多く、数多く採集できました。
飼育は現在も進行中で餌食いも良く、同属でなければあまり気にしないようです。
クロサギ科からは・・・・
秋口から幼魚が河口で採集できるクロサギ。飼育は混泳魚にやられて、失敗しましたが、輸送さえうまくいけば飼えそうな気がします。底質は泥っぽいところを好むようです。
おすいぬくんが採集したホソイトヒキサギ。今回はこの個体1匹だけでしたが、自分も2010年11月初旬に幼魚を数個体採集しました。本種も南方系ということですが、ここ数年で確認例があるようです。
アジ科からはギンガメアジ。神奈川県某河川河口で確認。本種を含むメッキ類は晩夏から晩秋まで、河川に良く進入するようで、小型の個体が良く見られます。 この個体は9月末に釣りました。
動きが素早く、網での採集は難しいため、釣獲をお勧めします。
次にロウニンアジ。神奈川県 静岡県で確認しました。自分だけかもしれませんが、釣れてくるメッキ類は大抵が本種で、個人的にはギンガメアジよりも個体数が多い気がします。
アジ科の最後はカスミアジ。日淡会の西村さんに同定して頂きました。静岡県で釣りによる採集です。
こちらではギンガメアジやロウニンアジと比べて個体数少なく、自分も今回初めて確認できました。
ギンポ亜目からはニジギンポ。海では藻場などに多く普通種ですが、河川ではあまり見かけることがなく、初確認でした。水に浸かっている葦の葉の裏に隠れていたようで、葉を網で掬うことで採集できました。
サバ亜目カマス科からはアカカマス。神奈川県某河川河口で釣獲しました。汽水域に入るカマス類はオニカマスぐらいだろうと思っていましたので、本種が釣れた時は、最初何が釣れたのか理解できず、周りで見ていた釣り人もわざわざバケツを覗きにくるほどでした。
同じくカマス科からオニカマス。夏から秋にかけての常連種。本個体はおすいぬくんが華麗な網さばきで採集しました。
本種は酸欠に弱いのかバケツに入れるといつの間にか昇天されるので、注意が必要です。
二ザダイ亜目クロホシマンジュウダイ科からはバリバリの南方系 クロホシマンジュウダイ。去年は8月の終わりから、体長1~2センチぐらいの幼魚がたくさん見られました。一網で30個体以上も採れた時があって、去年は相当な数が黒潮に乗って神奈川まで流れて来ているようです。
飼育も容易で、今では手の甲ぐらいの大きさまで成長しています。他の魚を突っつく性質があるので、混泳には注意が必要ですが、本種のみならば複数飼育も問題はないようです。うちでは本種数匹とイダテンギンポやトサカギンポ テンジクカワアナゴと一緒ですが、今のところ問題はないようです。
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