こんにちは。


ブランディング戦略家の鈴鹿久美子です。


今日はこんな風に書いてみました〜♪












「皆さん、こんにちは!」

 

 


 



ただの挨拶が

ただモノではない。

 

 

 

キリっと響く声が

聴衆との間の見えない壁を

一瞬で切りくずす

 

 





 

間髪入れず

聴衆を惹きこむのは





応援候補の名前と

自分の名前を文字った

 



 

「自民党の中の(候補者の名前の一部)

一郎・次郎!」

 



自己紹介と

候補者の紹介だ。





テンポの良い展開に

ドッと笑いが起こる




  

冒頭から

思わず「うまい!」と

拍手してしまうスタートダッシュ

 

 

これが小泉進次郎のアイスブレイクだ。




 

 

何が上手いのかというと





小泉進次郎議員の応援演説

 




隣りにいる候補者と

目前に並ぶ支持者を

応援するための演説に

徹している点だろう

 



 

誰の何のために話すのか

というポイントを


外さない



ブレない

 


 


ここでは

「一郎・次郎」



 

相手を一段上に上げ

自分をひとつ下げることで




 

候補者と

支持者の双方を

丁寧に持ち上げ、

 

 



あの

小泉進次郎が

候補者より一段下がった位置にいます、と

自己紹介をしているのだ

 

 

 




聴衆の心に刺さらないはずがない




 あっちの人にも

 

 そこにいる人にも



遠くの窓からの応援にも手ふりで応える







そして話しは

今立っているその土地での

エピソードへ


 

 

10年前

自民党が大敗した選挙直後にあった

知事選について

 


 

この土地から始まった

奇跡と言われた勝利と

その歴史を語り




 

復権のターニングポイントになったのが

この土地だったのだ

と力を込める。

 

 

 

 

小泉進次郎氏のスゴイところは





エピソード選びが

地域の人の目線に

ピタリとあっている点だろう

 

 




目の前の人の

暮らしや人生そのものに寄り添う

話題選びは


聞いていて不快になることはない


 

 


 

そして

上手いと言わせる応援演説は

 




演説の中に

聴衆が誇りに思うその土地の歴史を

織り込むこと

 





 

それは

時に方言だったり

誰もが知る歴史上の事件だったりする

 

  



今日は

年金のマイナスなイメージを払拭すべく



「自民党の厚生労働部会長」という立場から




年金の仕組みついて

話を進めたが

 



 

難しい言葉は

一切使わず

 



 

その地域出身の著名人名を

5人

引き合いに出しながら

 



「その著名人も

皆さんと全く同じように年金の

手続きがなされる」

とつなぐ

 

 

 

 

 

この地域の人が

その土地を誇らしいと思う話題を

丁寧に盛り込み

演説を組み立てる



 

 

 

 

聴衆を惹きつける応援演説は

時に候補者を食ってしまうけれども

 





たとえ「食われた」としても

不思議と

嬉しく思える応援演説



 

 

うっかり

べた褒めしたわけではない証拠に

最後にひとつ

小泉進次郎氏に

苦言を呈する

お願いするとしたら

 




車上から手を振るときは

手は

目線の先より少し上でふってほしい。

 






路上から見上げた格好で写メを撮るので

目線と手を同じ方向に委ねると

 




その手が顔に被って

表情の見えない写メが

残念

 









 




20分の演説を終えて

さっと

次の選挙区に向かう後ろ姿は





 

登場の時と同じく

キッパリ!

 

 



無敵のように評価される進次郎氏に

敵がいるとしたら




それは

賞賛の中に隠れている

嫉妬かもしれないと







爽やかな後ろ姿をみて

思った。

 

 

 








さーて、


今日は

演説の中でも特に難しい

 

「応援演説」について

「選挙見てある記」!





今日はこんな感じにしてみましたーー!




では

また明日!



ボンボヤージュ♪

↑帰り道で買いそうになってグッとこらえた長茄子