こんにちは。
ブランディング戦略家の鈴鹿久美子です。
選挙近くなると
誰に一票入れようかな～～～
と思うことも増えてきます
さて、
今日は
どの政治家に
私の貴重な一票を入れようかと
迷う時
どこを見ましょうか
顔が良いとか
政策通だとか
爽やかだとか
いろいろあると思いますが
世の中の国会議員評価基準に
ときどき
？？？？？
となることがあります。
どこかで
見たことあるかもしれませんが
「良い国会議員」を選ぶ基準が
「国会質問の数」
「質問主意書の数」
そして
「議員立法の数」
となっていることがあります
↑予算委員会室。15年前？！「総理の椅子に座る母」（笑）
私が政策秘書をしていた頃、
委員会質問も
質問主意書も
議員立法も
どれも毎日かかわる
日常的な仕事でした。
そして
これらの仕事は
資料集めや
下調べや、
委員会にふさわしい格調高い文章を考えたり
「本法案に関して主管大臣の明確なお考えを伺いたく、質問します」
これは格調高くはないか
質問主意書の独特の言い回しをカッコよくしたり
「○○に関して右報告以前にとられた国の施策と、右報告以降とられた施策について示されたい。・・・右質問する。」
これは実際に私が作った質問主意書の中の文章
懐かしい・・・。
実は
これ言われたらいやな議員もいるでしょうけど
これらが多ければ多いほど
「よく働く良い国会議員」
とは限りません
まず
「委員会質問」が多いかどうかは
政治家個人の資質や努力と
ほぼ
関係ありません。
「委員会」は
「予算委員会」など
これが一番の花形委員会
常任委員会が17、
「災害対策特別委員会」などの
特別委員会は９つあります。
17+９＝26
委員会は 全部で26 あります
国会議員は
どれかの委員会に入らなければなりませんので
たいてい３つは所属するのですが
その政党に所属する国会議員の人数によって
その政党の構成人数も増減します
たとえば
国の予算をつくる花形委員会
「予算委員会」の衆議院構成メンバーは
NHKで放送されるのはこれです
自民３１名
立民 ７名
国民 ５名
公明 ３名
共産 ２名
維新 １名
社保 １名
の
合計５０名
↑衆議院の予算委員会室（記者目線）
この人数の配分は
政党に所属する人数比できめられます。
とすると
人数が多い政党は
委員会所属の人数も多くなります。
逆に
その政党の人数が少なければ
委員会の人数も少なくなります。
これは国会法４６条１項でそのルールが定められています。
そして
委員会質問は政党ごとに
順番に回ってくるので
これを決めるのが議院運営委員会
人数の多い政党では
ひとりの政治家に
質問のチャンス
（これをバッターボックスなどと言います）
が周ってくるのは
一年に一度あるかないか。
つまり
質問回数の多い少ないは
議員個人の資質によるものではなく
所属政党の人数の比率による
ということなのです。
私が小さな政党にいたころは
議員の所属する３つの委員会で
他に質問してくれる議員がいないので
ほぼ毎回質問
でした
少なくとも
一週間で
３つの委員会質問を作っていました。
そりゃ眠る時間も無くなる
これは、
「質問回数は多かった」というだけのことで
「委員会質問した結果、どんな成果を得たのか」
ということとは
別の事実なんですね
↑党首討論はのこテーブルで！近くてギョギョ！19日15時からですね♪
長くなったので
今日はここまでにしておきます
って言い訳〜！
あとの二つについては
明日書きます！！
さて、
明日は福岡で
鈴鹿塾一期
開講です！
予定を大幅に超える人数が参加となりました！
熟成
塾生のみんな！
待ってろよー❣️
行くぜっ！
