こんにちは。

 

ブランディング戦略家の鈴鹿久美子です。

 

 

今日も、

政治家のコンサル手イングの中で

大変そうだなぁと思うシーンがありました。

 

 

政治家だけでなく

トップに立つ方は

スペースがひとり分しかない

「てっぺん」に立っています。

 

だから「トップ」なのですが

 

 

その分

孤独。

 

 


 

 

支持者の応援もチカラにはなりますけど

 

 

 

それ以上に

たたかれやすい存在でもあり

たたきやすい要素も多い存在です。

 

 

 

視察で海外に行った帰りに

DFSでブランド物を買っていた。

 

地元のスナックでご機嫌でカラオケ歌っていた。

 

高級ブランドのネクタイをしていた。

 

子どもの面倒はぜんぶ自分の母親にやらせている。

 

レストランで偉そうにしていた。

 

秘書にひどい仕打ちをしていた。

 

 



 

わたしも

よく聞くし

テレビでもよく見かける話題です。

 

 



 

確かに

叩き潰したくなるような

最悪な人もいるのでしょうけれど

 



 

ちょっと立ち止まって考えたい

と思うことも

しばしば

 

というか

よくあります。

 



 

 

自分が今

「そうそう、その政治家ってホント悪そうな顔してるし!」

となったその話題

 

   

それって

話題作りの技法にのっかっているだけ

 

じゃなくて?

 

 



 

話題を作りたい先は複数あります。

 

その政治家を憎いと思っている人。

敵陣だったり

よくあるのは

身内の攻撃。

 



 

そんなウチワな細かな内容

 

よく知ってるねぇ

 

と思ったら

 

 

それは身内からのリークです。

これホントです

 




 

リークというのは

えてして

「尾ひれ」っていうやつがついていますから

 

話しは過大に

より悪そうに

より酷そうに

盛られているのが通常。

これが「尾ひれ」

 

 

そして

その「わるい話題」が

広まるように

伝える側もそれに加担します。

 



 

たとえば

 

 

「その政治家を知るひと」

とか

「その政治家にかつて仕えた秘書」

とかから

 

つじつまの合う

より盛り上げてくれそうな

インタビューを獲得したり

コメントを得たり

 


 

 

それが併せて

伝えれられると

 

 

その政治家は

とっても悪い(であろう)人

 

となって相手に届きます。

 

  




 

私は

うわさ話を耳にしたときに

それを聞いてしまう立場として

ひとつの決まりあります。

 

 

 

 

この話が広まって

得をするのは誰だろう。

 

 

 

 

こう考えると

おのずと

冷静に

そして

それを広めようとしている

誰かの悪意が

手に取るようにわかるのです。

 

 

 

 

それは

ときに

「悪意」ではなく

「恐怖」や

「嫉妬」に支配されていることも多いのです。

 

 

 

 

私は

そこに居ない他人の話しをするとき

 

 

 

私の中に

 

悪意じゃないまでも

嫉妬や混じっていないか

気をつけるようにしています

たまにできないこともあるけど

 

 

自分の弱さに

自分が支配されてしまうと

 

 

恐怖や嫉妬や恨みに満たされた心には

消えない濁りが残り

 

自分はその汚泥の中で

息をする羽目になる。

 




 

いつも点検していないと

濁りの中で

窒息しそうになる。

 

 

 

 

今日は

政治家の苦しそうな話を聞きながら

 

 

そんなことを思いました。

 

 

心をお大切に

わたしも、だけど。

 

 

夜空を見上げて

てんけんてんけん