こんにちは。
ブランディング戦略家の鈴鹿久美子です。
いきなりですけど
日本の教育に
全く足りていないものが
３つ
あります。
ひとつは
お金の教育
お金はコツコツ働いて
額に汗して手にするもの。
楽してお金が欲しいと思ったり
ましてや
お金が好きですと言ったりするのは
もってのほか！
と、
いつのまにか思い込んでいませんか。
起業した人が
はじめにぶつかる壁が
「お金を沢山稼ぎたい！」と
真っ直ぐに言えないことです。
だから日本人には
お金を「投資」とか
「運用する」という感覚が
もてないのです
わたしもだけどｗｗ
二番目は
「卵子の老化」について。
女性は生まれながらにして
持っている卵子の数が決まっています。
そして
20歳で排卵された卵子は
20歳で
30歳で排卵となった卵子は
30歳の卵子。
つまり
卵子は身体と一緒に年齢を重ねます。
ですから
本体である身体が年をとれば
卵子も年をとり
受精しにくくなったり
受精しても細胞分裂が上手くいかなくなったり
要するに
妊娠しにくくなるのです。
ワイドショーや週刊誌で
取りざたされる
「日本人の晩婚化」
悪モノ扱いされていますが
悪いのは
晩婚ではなく
卵子がフレッシュなうちに
チャンスがあれば
妊娠⇒出産と
女性が選んで進むことができる
環境が整っていないということ。
このこと自体が問題なのです。
この
卵子の教育と
出産しようと思える環境の不備が
相まって
日本は
「人口減少」に陥っています。
それに拍車をかけているのが
結婚して子どもを産むという常識。
日本と同じように
少子化に伴う人口減少で
社会保障制度を維持できなくなるという
危機に陥りながら
みごと
V字回復したのが
フランスです。
フランスは結婚制度は存在しますが
「結婚は『制度』だから
活用するかどうかは個人が考えればいい」
という考え方が浸透しています。
法律婚をしていないカップルに生まれる子ども
いわゆる「婚外子」と
法律婚をしたカップルに生まれた子どもに
相続など
制度の差異はありません。
というか
嫡出子、非嫡出子という言葉をも
フランスは捨てました。
人口増を得るために、です。
子どもを産む人はエライ！
3人産んだら年金を１０％upします！
なんです。
ほんとに。
「3人は産んでほしい」
という発言が物議をかもしていますが
というのは
少子化に悩む国はどこでも
同じことを渇望しています。
ただ
そう言っているだけの国と
（この国だけど）
保育園を作るだけではなく
子どもを産みたくなる制度をつくり
どんな環境産んでも
差別や偏見のない育てやすい文化さえもつくったのが
フランスなんですね。
こういつところが「大人の国」と言われる所以で♪
なかなかやるじゃん
フランス
でも
日本だってできるんじゃないの？
結婚していようが
してなかろうが
子どもを産み育てやすい
制度と文化を
この国をけん引する両輪として
旗を掲げて進めば
「20年前は人口減少で
地方都市がなくなるなんて言われてたんだよね」
と
笑える未来がくるかもしれないのです。
人口が減るということは
社会保障の担い手が減るということ。
社会保障の担い手が減ると
健康保険や
年金制度などの
「生きる」を支える社会の根幹が
ゆらいでくる
ということ。
20年後に笑顔でいるために
いま私たちができることは
政治が制度を作る前に
待ってられっか！
自分も
ひとり親だとか
シングルマザーだとか
差別的な見方をしていることに気づいて
その視点を脱ぎ捨ててゆくことなのかもしれません。
政治はそのあとを追いかけるように
制度を整えてくるのかもしれませんね。
だから遅いっていってるのに
そして
日本にない教育の
三つめは
「死」について
です。
これはまた日を改めてしっかり書こうと思っています。
おわり！