こんにちは。

 

ブランディング戦略家の鈴鹿久美子です。

 

 

議員秘書って大変でしょう?

どんな資格がいるんですか?

高学歴でないと難しい?

 

 

こういうご質問を

よくいただきます。

 

 

国会議員の秘書ですから、

格好の良いスタイリッシュな服装に、

黒い革の手帳を片手に、

メモを読み上げながら

議員にスケジュールを伝えている・・・

 

そんな場面を想定している方も

いるかもしれません。

 

まぁ

外観はそんな感じ

 

ですけど、

 

 

重要なのは

なかみ

 

仕事の取り組み方です。

 

秘書教育で

私が

大切に思っていることは、

 

 

秘書の仕事は

「3手先を読む」

こと。

 

そして、

全ての可能性に関して

準備を整えること、

 

全て完璧に整理して

議員からどんな要求が出てきても

サッと

準備した次の「手」を

提示することができることです。

 

これを

最近は

「忖度」とかいって

何かにつけて

揶揄されますが、

 

忖度しないで

秘書の仕事なんか

一ミリもできませんから。

 

議員の志向と動向、

国会の動き、

先方のスケジュール、

交通の状況など

 

想定される「最悪の事態」をどこかに描きながら

「最善の状況」を設定してゆく。

 

それが

議員秘書の仕事です。

 

 

難しそうに聞こえるかもしれませんけど、

 

そんなことはありません。

 

かんたんです。

 

要するに

「想像力」なのです。

 

先の先の

もうひとつ先まで

相手と議員とスケジュールを睨みながら

どうやって

段取りを整え、

準備を進めるか。

 

全て

創造力で仕事をするのです。

 

 

逆に言うと

この「想像力」が鍛えられていない人は

議員秘書には向いていません。

 

言われたことをする。

言われなければしない。

 

こういうタイプの方は

議員秘書にはなれません。

 

 

 

仕事をしていると

仕事を通して

その「人」が見える場面があります。

 

議員秘書でなくとも

そもそも

「仕事」は

自分を磨く最強のツールです。

 

 

議員秘書という

 

「プラチナブラック」な職業ではありますが

この

「議員秘書」という仕事を通してでしか

得られない

身につけることのできないものもあります。

 

 

「三手先を読む」訓練は

人生の「三手先」も

読めるようになる

最強のツールでもあります。