こんにちは。

 

ブランディング戦略家の鈴鹿久美子です。

 

 

今日は、朝から沖縄~~~♪

 

って、

仕事(笑)!

 

ビジネスコンサルティングも

私の大切な仕事のひとつです。

 

 

今回の仕事は

行政と民間をつなぐ最初の一歩の

お手伝いでした。

 

担当部署との

面談や

検討を議論したあと

 

その後のビジネス展開を

夢見て

 

その事業展開の候補予定地を

複数見て回りました。

 

沖縄には何度も来ていますが

今日は

はじめての

 

うす曇り

と小雨

 

 

傘をさすほどではないにしても

雨にそぼ濡れながらの

現地視察となりました。

 

 

 

そんななかで

「ここは沖縄の聖地なんです」

とご案内頂いたのが

 

ここ

「三重城」

 

「みーぐすく」

と読みます。

 


 

ホテルの横にある狭い道を入ると

右側に石段があり

その上に

小さな鳥居が見えます

 


 

神社好きな私が

「あ!神社!」と言ったので

 

運転していた方が車を停めて

その「三重城」を案内

して頂くことに。

 

 

石段を上り

鳥居をくぐると

小さく囲まれながらも海を臨む

高台に出ました。

 


右側には

石でつくられた祠が。

 


 

神社と同じご挨拶でよいのか

少し迷いましたが

 

いつもの

二礼二拍手一礼を

 


(ちがったらいけないので)

小さめにして

(意外と気が小さい私)

 

勧められるまま

その突端まで進むと

その先は海が広がっていました。

 


ここはかつて

沖縄が琉球王国だったころ

中国の海賊から琉球を守るために

見張る要塞だったそうです。

 

 

「ニライカナイ(沖縄)」

三重城は

 

特に

先島諸島、

矢山、

みやこの人々が

故郷を思い

故郷の方を向いて祈りをささげるのだそうです。

 

私たちが滞在した数分の間にも

次々と人が訪れ

供え物をし

海に向かって祈っていました。

 


 

小雨のぱらつく曇り空の下で

手を合わせる人は

どこか悲しそうにみえました。

 

 

沖縄の街を歩くと

ふだんの私には見慣れない言葉にたくさん出会います。

 

特に

不動産屋さんの看板で

何度も見かけた

 

「軍用地買います」

 

 


そして

「あそこの土地は軍のものだから」

という言葉。

 

 

国会には

通称

「沖北(おきほく)」と呼ばれる特別委員会があります。

正式には

「沖縄及び北方問題に関する特別委員会」

 

 

私がついていた議員が所属していたこともあり

耳慣れた言葉ではありましたが、

 

その「おきほく」と

省略して呼ぶ事に

少し抵抗を感じる

景色でした。

 

 

久しぶりに訪れた沖縄が

雨模様だったことも手伝い

 

琉球の歴史を思いました。

 


 

 

旅人を迎え入れ、

旅に出る人の無事を祈り

遠い故郷に思いを馳せる聖地

 

何があったわけではないのですが

しみじみと

歴史を肌で感じるひと時でした。