こんにちは。
ブランディング戦略家の鈴鹿久美子です。
私が所属している出版ゼミ「ブックオリティ」で
「クミ長と行く 国会遠足!」の様子は
昨日お伝えした通り♪
お天気に恵まれてとても楽しい「遠足」でした(^^♪
昨日
書き足りなかったことで
とても大切なことをお話しします。
昨日
私が特に印象に残ったのは
小泉進次郎衆議院議員の登場の場面でした。
この日は、
本会議の前に、委員会、部門会議がめじろ押しだったことに加え、
そもそも
小泉議員は、厚生労働部会長。
通常の「多忙」という言葉を使うのが
申し訳ないと思うほどの
激務の最中です。
1分のお時間を頂戴するのも
本当に申し訳ないと思っていました。
でも
わかっていながらも
私は
国会見学にこられる皆さんに
超一流の国会議員に
直接会うことで
「国会」や「政治」の
魅力や面白さを
実感して頂きたいと
痛烈に願いました。
政治家の忙しさも
大変さも知って頂けたら
嬉しいと思いました。
365日休みがないのが政治家です。
その中でも
激務中の激務をこなしておられる
代表格の議員のひとりが
小泉進次郎衆議院議員です
その日の
小泉議員は
会議が押して
予定の時間よりも遅れてこられたのですが
重要なのは
ここです
国会議事堂の横についている出入り口から
小走りに出てこられたとき
既に笑顔でいたこと
です。
普通なら
「待たせて申し訳ありません」と
眉間にシワが寄るような表情で登場するのが
通常。
そこを
待ってくれていた人に向けて
しかめっ面を見せるのではなく
魅せ方としては
満面の笑みで登場し、
言葉で「お待たせして申し訳ありませんでした」
と補い、
待っていた人たちが嬉しそうにする中
確実に目線を会わせて
ひとりひとりと握手をして
ひとりも漏らさず言葉を交わします。
短く
でも
確実に
言葉を交わします。
ここに一切のブレがない。
背中に太くて強い柱がズシッと通っているのが
目に見えるようでした。
いつお目にかかっても
ここは何も変わらない。
どの場面でも
どんな環境でも
ここに一切のブレがないのです。
小泉議員が講演でこう言っていたことがあります。
演説がうまいとか言われるけれども
話し方の本とか
(自分は)そういうモノで上手くはならない。
一番の手本は
現実の自分だ、と。
自分の演説を録音で聞き、
自分の話した姿を録画などで見ることだ。
自分で思っているより
ずっと早口で
何言ってるのか分からない
ということが
わかる。
自分の一番の師は
現実の自分の(ダメな)姿なのです。
と。
私が
講演会やセミナーで
常に強調することでもあります。
現実の自分から目を逸らしては
理想の姿には近づけない。
そうは言っても
私は今でも
自分が出演したテレビの録画を見るのには勇気がいるし
ましてや
自分のセミナーや講演会の録画を見るのは
勇気を振り絞らなければできません。
でも
小泉議員の
実際の
立ち居振る舞いを見るにつけ
大人気には
しっかりとした努力の裏打ちがあると
改めて思うのです。
批判するのは簡単だけど
見習うのは難しい。
この日は
自分を客観視することの重要性を
小泉議員の登場の場面で
改めて思い知った
一瞬でした。



