こんにちは。
ブランディング戦略家の鈴鹿久美子です。
深刻そうな顔をした方から
ご相談がありました。
話しを伺うと
やろうとしていたプロジェクト
なんとかスタートを切ったし
予想以上の評価を頂いている。
でも
そこに入ってきたスタッフが
最強の作業能力があるのだけど
どうにも
仕事を囲い込みたがる。
良い人なんですけど・・・。
と。
でーたーー!
「良い人なんですけど」
これ
誉め言葉じゃないって
ご存知ですよね。
「良い人なんです」
の後の
「けど」
けど!
( 「ダメな人なんです」 )
と続きます、という意味です。
結論が
「ダメな人なんです」
なのですから
その人は
ダメなところがあるんです。
そこに気がつきましょう!
解決策?
かんた~~~ん!
言えばいいの。
言いにくいことを言うときのポイントは
1)平常時の感謝を伝える
2)その人の仕事の成果、評価を正確に伝える
3)ところで、と切り出し
4)ピンポイントで、「○○について、再度検討してほしい」と希望を伝える。
5)その希望の理由と、目標、あれば期限を伝える。
6)目標を達成するためのルールを伝える
7)仕事中に時間を撮ってもらったことへの謝辞を伝える
8)おしまい
これだけです。
ポイントは
順番間違わないこと!
このようなご相談があったときに
いつも思うのですが、
悩んでいる人に限って
何もしていない
ことが多いのです。
「それ欲しいです」って
言っていますか?
どんなに便利なコンビニがあっても
品揃え豊富なデパートがあっても
「それが欲しいです」
と言わなければ
手に入れることはできません。
悩んでいることがあったら
「それ欲しいです」って
言ってみるといいですよ。
このブログ書いている間に
その方から電話が入りました。
「いやーーー!
仕事の進め方から
仕事の分配まで
サラッと変わったんですよ!
言ってみるものですね!」
って、嬉しそうな声でした。
文句を言う前に
「それ欲しいです」
って言ってみてはどうでしょう。
