こんにちは。
ブランディング戦略家の鈴鹿久美子です。
写真撮影は
政治家にとってはとても大切なものなので
私は
こだわりにこだわって
撮影し
印刷物も
デザイナーとすったもんだの末
こだわりつくして
作ります。
時間的にも
一番重きを置いているのは
写真を撮る前
です。
写真を撮るよりも何よりも
「誰にどう見られたいのか」を
私は候補者と共に
徹底的に掘り下げます。
その政治家の経歴や
闘う選挙区情勢の特色
敵と絞り込んだ相手に
何を武器にして
どうやって勝つのかを
掘り下げて
絞り込んで
「勝つ候補者」
の姿を
つくりあげてゆきます。
先日
立候補予定者の方が私のコンサルティングで来られたのですが
既に撮影済みの写真と
選挙屋さんに作ってもらったという
ご自身のチラシをご持参されました。
「どうしてこのネクタイにしたのですか?」
と伺うと
「あ、カメラマンさんが『明るい方が良いですよ』と言ったので」
「チラシのバックの赤い色はどうしてこれにしたのですか?」
と伺うと
「新人は赤い方がいいと、選挙屋さんが言ったので」
と。
まぁ
世の中の大方の選挙屋さんは
このように作るのでしょうから
これが平均値といえばそうなのでしょうけれど
ひどくない?
と思うのです。
安いからとか
普通だからとか
そんなことで
ネクタイや背景の色を決めてほしくない!!!
選挙は落ちれば
良くてもただの素浪人。
失敗したら政治生命を失いかねません。
分かってやってる?
と
そのチラシをみて
ムッカーっときたのです。
(――゛)
選挙は民主的な殺し合い
印刷物は
自分を売り込んでくれる営業マン
です。
給料は高いけど優秀な営業マンを選ぶのか
給料はタダみたいに安いけど働かない営業マンを雇うのか
どちらを選ぶのかは
選ぶ側の方針次第。
というわけで
私は写真撮影の前にこだわり続ける時間を
大切に思っています。
さて、
今日は
クライアントの二度目の撮影でした。
スタジオ撮影の後の
「動きを見せる」
自然光の
写真と動画
拘りぬいた甲斐があり
想像以上の
良いものが撮れました(^^♪
