こんにちは。

ブランディング戦略家の鈴鹿久美子です。

 

 

昨日書いた

スクランブル交差点で
信号待ちをしていた30~40人

ほぼ全員が

ナナメ45度でスマホを見ていた

という話ですが、

 

もうひとつ気になったことがありました。

 

 

それは、

 

イヤホン

ヘッドホン

耳を自分の世界だけに使わせている人たち

です。

 

聞こえてくるモノを

自分の好みのモノだけにすると、

確かに集中するし

音楽だったら気分も上がるのだと思いますが、

 

他の世界の音を一切遮断する

って

もったいないんじゃないのかなー

 

と思うのです。

 

 

確かに、

好きな音楽を聴くとか

私もその時間は大切にしているのですが、

 

全く知らない人が話していることを聞いて

ハッとすることが何度もあったので、
 

外を歩いているとき、

私は

耳は世の中様に
全開放することにしています。

 

 

昔のことですが、

山手線の車内でこんなことがありました。

 

 

午後3時頃だったかと思います。

品の良いコートを羽織ったご婦人が
お二人座っておられました。

その前で吊革に掴まって立っていた私は、

聞くともなしに

彼女たちの話が耳に入ってきました。

 

 

「結局、こんな風になるのかしらと思って」

 

すこし残念そうに話すご婦人に

となりの紫ヘアー夫人がこう言いました。

 

「そうよ、あなた。

息子ってものはね、

最初はね、
幼稚園受験で諦めて

次は小学校受験で諦めたでしょう?

その後、

中学受験で諦め、

高校受験で諦めて、

最後に大学受験で諦めたわけ。

 

諦め続きだと思っていたら

これが最後じゃなくてね、
 

就職試験でも諦めたわけ。

 

諦め続きだったけど、

それももう終わり と思ったら

まだあったのが、

嫁で諦めたってこと。

 

息子を育てるって

そういうことよね~」

 

 

品の良いご婦人二人が

穏やかに

丁寧な綺麗な言葉使いで話しておられた

その風景と

その哲学の香り漂うお話し。

 

 

この言葉は、
 

息子が二人いる私には

金言格言となり、

 

これまで

何度も私を戒めました。

 

 

子ども達との距離の取り方を間違えずに

やって来られたのは、

このご婦人の話しに出逢ったからです。

 

悩みや疑問をもって生きていると

必ず、

世の中様から

答えや

ヒントが

耳や目から入って来てくれます。

 

だから、
 

出来るだけ

目も耳も

世の中様には全開放する
ようにしています。

 

自分の好きなものに
費やす時間も大切ですが、

 

世の中様とのお付き合いも

大切にしたいなぁと思った

今日この頃でした。

 

 

さーーてと

今日は

女子限定の望年会♪

 

美味しくて楽しい時間が始まります♪

 

皆さんも

良い週末を(^^♪

 

 

 


 

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