こんにちは。
ブランディング戦略家の鈴鹿久美子です。
みなさんも一度は
耳にしたことがあるでしょう、
「政治資金パーティー」
広く薄く合法的に政治活動資金を集める目的で
開催するものですが、
この通称「パー券」を売るのも
秘書の仕事のひとつです。
私の会社にも
「パーティーのご案内」が届いています。
この「パーティー」は
１）政党の派閥が主催するパーティー
２）政治家が主催するパーティー
と、
主催者別に分けるとこの2種類があります。
１）政党の派閥が主催するパーティー
主催者が「派閥」ですので
ハコ（会場の通称）が大きく、
参加者の数も数千人で、
壇上に並ぶ国会議員の数も顔ぶれも
そこそこ楽しめますし、
なにより、
お料理の種類も量もたんまりとあります。
目の前でカットされるローストビーフ、
握り寿しなどは超人気で、
長い行列ができます。
挨拶に登壇するのも
時の総理大臣だったり、
著名人だったりで、
参加者は一度に
たくさんの有名人を見ることができて
歓声もひときわ。
華やかさがMAXなのは
この派閥のパーティーでしょう。
そして
もうひとつの
２）政治家が主催するパーティー は、
主催者が政治家個人ですので
派閥のパーティーのように
広い会場ではありません。
収容人数は300～500人程、
出席者は、
派閥内の兄貴分は
必ず出席して花を添えていますし、
政党を超えて
お付き合いのある議員の顔もちらほら。
また、
その政治家を応援する
著名人も壇上でお話ししたり、
歌を披露したりすることもあります。
お料理はそこそこ並びますが、
派閥のパーティー程の
「豪華絢爛」とはいきませんので、
挨拶と話は長く、
開会から乾杯まで1時間30分を費やし
食費を押さえる。
という手法もよく見られるものです。
そもそもこのパーティーは、
「政治資金規正法第八条の二」（e-Gov法令検索より）
⇒政治資金規正法とは（Wikipediaより）
に規定される政治資金パーティーであって、
パーティーを開くそもそもの趣旨が
「政治活動資金の調達」ですから、
お料理がもの凄く少なくて、
乾杯後10分も立たないうちに完売となることも。
お料理がケチだと文句を言っても
仕方がないかな、
という雰囲気は漂っていますけどもね(;^_^A
政治資金パーティーの
平均的な金額ですが、
一人2万円程度で、
場所は東京都内のホテル
というのが多いです。
平日昼間にコーヒーだけで
同額で「勉強会」を開くこともありますが、
関連する法律は同じです。
「パーティー」とは言っても、
一般的にいう
華やかで美しくてというパーティーとは
少し様子が違いますが、
機会がありましたら
参加してみるのも良い経験かもしれませんね
(^^♪
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