こんにちは。
ブランディング戦略家の鈴鹿久美子です。



第197臨時国会が召集!

 

 

さーて、始まりました!

臨時国会です。

 

 

 

「臨時国会」って、
いつもこの時期に開かれるから

ちっとも「臨時」じゃないでしょう、

 

と思いますよね。

 

 

私もそう思います。

 

 

 

 

臨時国会で審議される法案の中で

トップバッターは、

「補正予算」です。

 

 

年初の国会で
決まった予算があって執行されているのだけど、

いろいろあって、

修正が必要になりました
 

というのが補正予算。

 

 

 

今年は災害が多かったこともあり、

災害復旧費として
9,356億円が計上されています。

 

 

 

他には、

 

外国人労働者の
受け入れを拡大させるための

「入管難民法改正案」

 

欧州連合との間で
関税を撤廃・引き下げをするための

「日欧経済連携協定(EPA)承認案」

などがあります。

 

 

 

え?
それって「法案」ではなくて「条約」じゃないの?

と思った方、

 

 

そうですね。

 

 

そうなんです。

国会は「立法府」ですから、

審議するのは基本的には「法案」です。

 

 

 

他の国々と約束を交わすのが
「条約」ですので

「法案」とは異なりますが、

 

多国間と取り決めた約束事を、
事後的に国会に諮る(はか-る)
というルールがあります。

この「協定」も、「条約」にあたります

 

 

他国との間で
「こういう約束しない?」という話になり、
日本が
「あ、それ良いっすね!やります!」
と約束したら、
次に署名をします。

署名によって約束の内容が確定します。

 

 

 

そうしたら、

その約束事を国会で

「こういうことを約束しました。いいですか?」

国会で事後的にあっても
「承認」を受けなければなりません。
 

 

条約は、
他国との話し合い
なので、
事後に
了承を求めることが多くなるのは
仕方のないことだと理解されています。

 

 

 

なんだか、
小学校の教科書みたいになってしまいましたが、

 

これは憲法に定められていることなんです。

 

 

憲法第73条 内閣の職務として、
3号
「条約を締結すること。 
但し、事前に、時宜によっては事後に、国会の承認を経ることを必要とする。」

 

 

 

そうそう、

今回の国会(政治通は、「今国会(こんこっかい)」と言います)

では、

この憲法改正の際に
必要な「国民投票」の規定を、
公職選挙法にそろえるための

国民投票法改正案
も審議されますね。

 

 

 

さて、

 

審議される法案の他にも

盛り上がりそうなことでは、
 

「森加計問題」と呼ばれる一連のもの、
 

障がい者雇用の水増しの
事実と原因の追及などについて、
 

そして、

 

来年10月に予定されている
消費税を10%に引き上げることについて、

「軽減税率」という特別な措置
取り入れるのかどうかなど、
 

 

話題になりそうな事案がてんこ盛り!

 

 

 

与野党の
やりとりが激しくなりそうですね。

 

 

 

会期は12月10日までの48日間。

 

秘書さん達も忙しくなります。

これが終わったら、年末だ~~!

 

 

年初に立てた「目標」を振り返るなら今です!
 

臨時国会の「補正予算」のように、

今のうちに、
やり残したこと、
予定が変わったことを
修正しておけば、

気分良く

年末を迎えられますね!

 

 

居酒屋でちょっと語れるネタになりましたら嬉しいです(^^♪

 

 

 


 

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