こんにちは。
ブランディング戦略家の鈴鹿久美子です。
「内閣改造」の「ナイカク」ってそもそもなんだったっけ?
を書きましたが、
⇒10/3記事「居酒屋で語れるちょいネタ♪ 「内閣改造」の「内閣」って、そもそもなんでしたっけ?」
今日は「内閣改造」の
「カイゾウ」
の方の話です。

出典先:ウィキペディアhttps://ja.wikipedia.org/
第4次安倍内閣(2017年11月1日-2018年10月2日)
※今回は、第4次安倍改造内閣 発足です
自分で書いていてなんですが、
ここら辺の説明って
本当に分かりにくいですよね。
だいたい、
「行政とは」とネットで検索すると、
「国の統治作用のうち、司法・立法以外の面の総称」
とか書いてあるんですけど、
それって
「鼻とは」で調べたら、
「顔のパーツのうち、目口耳以外の器官の俗称」
っ書かれているようなものじゃないの?
そんなん、わかるかーーーい!
だから
「政治に興味はないから」ってなる。
もとい!
「行政」というのは、
例えば家族会議で、
「お父さんが毎月自由に使っていいお金は3万円。
毎月10日に支給。」
と決めたら、
毎月10日に3万円を必ず支給することです。
これが
「行政」
このルールを決めたのが
「家族会議」
つまり
国で言うと「国会」です。
そうです、
「国会は唯一の立法機関(憲法第41条)」
でした。
「国会」は「法律」を作ることができるたった一つの機関。
お父さんがひとりで
「毎月自由に使っていいお金は10万円」
と決めても、
ルールを決めることができるのは
たった一つの機関「家族会議」 ですから、
お父さんがひとりで決めたことは、
何の実効性もない
ただの独り言になるのです。
このブログを読んでいてくださる方には、
「とーーぜん!」の内容ですね。
さて、
「カイゾウ」
です。

「司法」・「行政」・「立法」のうち
「カイゾウ」できるのは
「行政」を担う「内閣」だけです。
「カイゾウ」するのは
“ざっくり”を恐れずに言いますと、
1.政府内や国民の「不満」を解消し、首相の足元を強化したいとき
2.その時、解決したい政治課題に対応できる人材を配置し直して、陣を敷きたいとき
3.総裁選挙で、与党の党首に選ばれた人が、自身の政策実現のために布陣を強化したいとき
です。
要するに、
家族会議で言いますと
お父さんにゴミ出し大臣を任命したけれども、
隣のおばさんから
「ゴミが臭い!ゴミ袋の口を縛れ!」
と苦情が絶えない。
↓
↓
何度もお父さんには注意したけれど、
忙しいとか
そんなつもりはなかったとか
隣のおばさんが悪いとか
言い出して
収拾がつかない。
↓
↓
そうこうするうちに、
この苦情はついに
お隣だけでなく、
そのゴミステーションに関わる人が
沢山文句を言い始めました。
↓
↓
こうなっては仕方がない。
行政である内閣を改造し、
「ゴミ出し大臣」を
お父さんから息子に替えることにしました。
ということ。
なーーーんだ
そんなことか
それならそれと早く言えよ!
って感じですよね。
まったくです。
これが、
「内閣改造」です!
【おまけの居酒屋ネタ♪】
首相が「内閣改造」で
国民の不満を押さえようとしても
思った通りに抑え込むことができず、
支持率が下がってゆくときには
「改造」ではなく、
「解散」
となることもありますね。
「衆議院を解散する!」
です。
「解散で、国民に信を問う!」
とか言いますが、
これで自分の政党が
他の政党より沢山当選したら
私(総理・党首)の考えに
国民が
「総理の意見に賛同します!」と
言ったことになるから、
国民の意思を実現すべく、
私(総理)は
新たに大臣を任命し直して、
やりたかったこと
やるぞーー!
となります。
分かり易く書こうと思うと、
つい下世話になってしまうこと
お許しください。
さて、
「内閣改造」は大臣だけではありません。
副大臣
政務官と
重要ポストは
まだまだあります。
まだまだ解説を続けますね(^^♪
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