こんにちは。
ブランディング戦略家の鈴鹿久美子です。

 

 

 

随分前のことですが、

 

インスタのフォロワーさんの投稿を見て

翌日早朝から
車を飛ばして行った美術館があります。

 

 

 

群馬県みどり市にある

 

富弘美術館

 

 

 

 

 

建物は

ゆったりとした草原に

そっと置かれたような佇まいで、

その入り口で既に

心ほどかれてゆくのを感じました。

 

 

 

 

花や風景を描いた

小さな水彩画に詩が書かれているのが

星野富弘さん のスタイルで、

 

 

 

いくつかに分かれた部屋の壁に

これも

建物と同じように

そっとそこに置かれたように

絵が飾られていました。

 

 

 わたしは 傷を持っている 

 でも その傷のところから 

 あなたのやさしさが しみてくる

 

 

静かな水彩画に描かれる文字は

優しい雨のように

花に寄り添っていて、

 

 

ひとつの作品ごとに

足が止まり

肩の力が抜け

ホッとしてゆく感覚は

昨日のことのように思い出されます。

 

 

 

 きょうも ひとつ 悲しいことがあった

 きょうも また ひとつ 嬉しいことがあった

 

 笑ったり 泣いたり 

 望んだり 諦めたり

 憎んだり 愛したり

 

 そして これらの ひとつひとつを やわらかく 包んでくれた

 数えきれないほど たくさんの 平凡なことが あった

 

 

この作品は

小さな額に入ったものを求めて持ち帰り、

毎日目に留まるところに飾りました。

 

 

仕事が一段落して

ホッとする時、

この作品の言葉を思い出します。

 

 

 

「優しい」とか

「深い」とか

 

 

 

私の小さな言葉ではうまく言えませんが

ホッとする時

疲れたときに

ふと心に浮かぶ詩です。

 

 

 

本物とは

こういうことなのだろうと

 

改めて思いました。

 

 

 


 

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