こんにちは。
ブランディング戦略家の鈴鹿久美子です。
大型の台風が来ていますね。
皆さんお住まいの地域は如何でしょうか。
被害がないことを祈っています。
昨日に続き、子どもの誕生日の話しです。
秋雨のこの季節は、
私の上二人の子どもの誕生日が続きます。
我が家には数は少ないですが、
いくつかある決まりの中で
「20歳までは
誕生日は家族と過ごす」
というものがありました。
小さな頃は
どんなプレゼントにも喜び、
本人も楽しんでいた誕生日ですが、
思春期の中学生、
高校生にもなると
友達と過ごしたくなるものなのです。
でも、
我が家の決まりは
20歳になるまで、
年末年始、
クリスマス、
そして誕生日は家族と過ごす。
これを嫌がる子はいませんでしたが、
友人たちが外で集まってはしゃぐのを
羨ましく思っていたこともあるでしょう。
でも、
決まりは決まり。
これは3人とも20歳になるまで続きました。
1歳のころから祝ってきた誕生日も
20回目は
家族で祝う最後の誕生会になります。
その子の好物を作って食卓を整え、
会の最後には、
「来年からは、
友達や恋人や
大好きな人と一緒にこの日を過ごしなさい」
と伝えます。
その子と過ごす最後の20歳の誕生日
覚悟はしていたものの
この子を手放す時がきたと
思う日でもありました。
せめて笑顔でいるのが
精一杯。
この日は同時に
母親業のステージが変わったことを
自分で確認する日でもありました。
今は三人とも
それぞれの家族や恋人と過ごし、
SNSで楽しそうな写真を送ってきます。
幸せそうな笑顔に
こちらも嬉しくなり、
毎度のことながら
「大きくなったものだ」と思います。
子どもが大きくなったら
母親は
「太平洋に浮かぶ空母艦」
にならねばならないと考えてきました。
彼らは
行きたいところに自由に飛び立ち、
チャレンジしたり
楽しんだり
勝ったり負けたり
くたびれたときだけ
連絡もなしにふらっと戻ってくる。
母親の仕事は
その場所を作り、
黙ってそこにいることだけ。
秋雨を見あげ、
過ぎ去った日々が懐かしく思えたりするのは
喧噪の日々を終えた証なのでしょう。

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