こんにちは。
ブランディング戦略家の鈴鹿久美子です。
昨日に引き続き、
お約束した
料亭のお席での話です。

料亭の舞台に上がってお姐さん方にご挨拶を頂きました。
おひとりずつ、
お名前と芸者になられたきっかけを伺いました。
皆さん、それぞれではありますが、
共通しているのは
「芸者になりたい」という
強い願いがあったことでした。
「辛いと思ったことは?」の問いには
「どんなに夜遅くても、早朝のお稽古は絶対に休めない」
「体力勝負」
など、厳しい現実がおありでした。
でもやはり「好きを大切に」仕事をすると
多少の苦しい場面はあっても
続けることができるものだなぁと
改めて思いながら拝見しておりました。
事前にお姐さん方から
「何を質問して頂いても良いです」と
ご了解賜っておりましたので、
司会進行中の私が思い切って聞いてみたのは
「モテる男性というのはどんな方ですか?」
会場の男性陣が聞いてみたくてウズウズしてそうなこと。
「それは、どなたの前でもお人が変わらない方です」
ふーむふむふむ。
そうよね。
総理の前でも、
有権者の前でも
いつも変わらない姿に触れて支持者は増えます。
好感触を得た私は
思い切ってこれも聞いてみました。
「これまで最強に嫌なお客さんはどんな方でしたか?」
でした。
するとお姐さんは
ニッコリと微笑まれ
「嫌なお客さんはおりませんでした。(^^)
皆さん良い方で、
ある方は、
私がまだこの世界に入りたてで
何もかも下手な時にも毎回呼んでくださいました。
でも、数年経ったある時
その方が
『あの頃、新人芸者の(下手な)笛を聞くのは辛かった』
と仰ったことがあります。
申し訳なくも有難く思いました。
何ひとつ芸の出来なかった頃から育てて頂いたご恩を忘れず
日々精進しているところでございます」
完璧。
先ず、悪口にあたることは絶対に言わない。
しかも
問いに答える姿勢を見せています。
「嫌なお客」を「(芸事が)下手な自分」に置き換え、
そんなダメな自分を育ててくださったお客様に感謝し、
ご恩を受けた以上、
これからも精進するのだと、自分を戒める姿勢。
場数で身に着くものでもなさそうな
完璧な回答。
政治家の答弁でも
このような話難いことでは
答えをはぐらかす場面が散見されますが、
このお姐さんのように
テーマを変えずに
主体を入れ替えることで
その場の和やかな空気感を保ち、
誰も傷つけない。
こういう作法は学びとして持っておきたいものだと思います。
お客様の中には
本当に嫌な人もおられると思いますが、
おくびにも出さないプロ魂。

姿も美しいのですが
応える言葉も雅な芸妓衆でした。
□鈴鹿久美子著書
「会う人すべてがあなたのファンになる 一流の魅せ方」
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