こんにちは。
ブランディング戦略家の鈴鹿久美子です。
「暑さ寒さも彼岸まで」
と言いますが
昨日、
六本木で映画を見た帰り道、
夜風が涼やかでとっても気持ちが良かったです。
秋の足音が聞こえた気がしました。
さて、
今日は昨夜見たその映画ことで。
年が明けて間もなく話題にはなっていましたが、
Googleカレンダ―に入れるほどハートに刺さっておらず
見逃していました。
「カメラを止めるな!」
まだご覧になっていない方もおられると思いますので
ここでは内容を控えますが、
「好き」は極めると「感動」になる。
昨夜の映画はその実体験でした。
私は
首がグルグル回る「エクソシスト」はとんでもなく怖いし
大きなサメが襲ってくる「ジョーズ」も恐ろしくて正視できません。
血がドバーっと出たりするのは
大好きな木村拓哉さんの映画でも
両手の指の8㎜四方くらいの隙間からチラ見が精一杯。
ですから
この映画も始まってすぐの時間帯は
両手の指の隙間からチラ見鑑賞でした。
それがどのくらい経ったころからでしょう、
え?
はー?
え、まじですか?
そこからは
ドッカンドッカン
爆笑の連続。
そして最後
エンドロールが出る頃には
私の心の真ん中に
キッパリとした清々しさがありました。
この映画は、
もともと、
超低予算のインデペンデント映画で
昨年11月に6日間限定で公開されたものが
評判を呼び
数々の賞を総なめにしながら
今も成長し続けています。
「好き」を大切に は、
いつも皆さんにお伝えすることですが、
「好き」をつきつめ
「楽しい」を掛け算すると現れるのが
ムテキング。
この映画が無敵な理由です。
パンフレットには上田慎一郎監督の言葉で
「無知で無名で無謀。それが掛け算されると無敵になるのだ」
と書かれていますが
ここにも
わが意を得たりでした。
楽しいことは時間を忘れる
時間を忘れると深堀できる
深堀すると誰も見たことのない宝に出会う
それはいつも自分の中にしかない。
「不器用な人を(選んで)キャスティングした」という上田監督。
最後の言葉が、とても印象的でした。
「転ぶのは走っているからだ。
転ぶのは余裕がないからだ。
手に負えないことをしないで、何が映画だ。」
言葉好きにはたまらない。
惚れ惚れします。
「手に負えないことをしないで、何が人生だ!」
そう言い換えてみます。
失敗すらも愛おしい思い出にかわるのが
人生の優しさ。
皆さんも
ご自分の「好き」を大切に。
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鈴鹿久美子著書
「会う人すべてがあなたのファンになる 一流の魅せ方」



