国会で「内閣不信任案」出されたとき、いつも思うのです。
「内閣不信任案」って
要するに、
「あんた、信用できない!今すぐ辞めて!!」
ということ。
目の前にいる人にこんなことなかなか言えない。
不信任案提出のためには
50人以上の賛同者を集めて衆議院に提出し、議題となる。
賛否の意思表明は、
自分の名前の書いてある木札で行う。
「今すぐ辞めて!嫌い」=不信任案に賛成、なら、白い木札。
「そんなことない!好き」=不信任案に反対、なら、青い木札。
本会議場の真ん中に立っている事務局のおじさんに手渡すのです。
この、
白い木札を「白票(はくひょう)」
青い木札は「青票(せいひょう)」といいます。
本会議場には自分の名前がある机があるのだけど、その名前の書いてある黒い四角柱の下に各3枚計6枚あります。
そう、これが「記名投票」
自分の名前を書いている色付きの木札を手渡すこと。
ちなみに、
この「内閣不信任案」というのは衆議院だけ。
不信任案が可決したら、衆議院の方は解散か総辞職をしなければならないのだけど、
同じ「あんた信用できない!」が
参議院では「問責決議案」といって、拘束力のない緩やかなものとなる。
憲法で規定されてはいないので、拘束力がないから
たとえ可決されても
知らんぷりができる、ということ。
すごーい!鉄面皮!!
「可決」は、
出席議員の過半数だから、
目の前の半分以上の人に
「あんた信用できない!辞めて!」と言われる、ということ。
でも、
いくら拘束力のない「問責」でも、
これをずっと無視できた総理はいない。
3ヶ月も経たないうちに辞職となる。


