ひとりの学生さんが、「あのぉぉ…ご相談がぁぁ…」と入ってきました。
東洋大３年生の彼は、ゼミの先生に贈る卒業記念のギフトの選定係とのことです。
予算は無い！
ネットで調べても気の利いたものは無い！
時は迫る！
まじめそうな彼は、ほとほと悩んでいたとのことです。
ユニークで、気が利いていて、低予算、しかも教授が喜ぶものを捜していたのでした。
このシビアな条件をクリアーして造り上げたのが、写真のアレンジでした。
ブック型の小物入れと、小ぶりの陶器のフラワーベースを使用しました。
教授のアカデミックな書斎に飾っていただくのに相応しいデザインにしました。
このアレンジを眺めながら、ゼミ生の顔を思い出すことでしょう。
さらに、後輩から卒業生に贈る花束です。
教授がお好きだというプリムラの鉢を中心に、卒業生が取り囲んでいるようなイメージに仕立てました。
ご卒業おめでとうございます。
素敵な門出でありますように！