⭐️鼻整形(寄贈肋軟骨+耳介軟骨+鼻中隔)&シリコンプロテーゼ交換⭐️ | instar整形外科

instar整形外科

⭐️手術解説ブログです⭐️

女性の鼻整形のレビューをみると、患者さんごとに耳介軟骨、鼻中隔軟骨、シリコンプロテーゼ、寄贈肋軟骨など手術方法が全て違うので、私にあった手術はどれなのかオンライン上で探すことには限界があります。

 

なので、今日は当院で実際に手術された患者さんの前後写真を比較してみながら

手術前の原因、手術後改善した部分を見ていきましょう。

 

 

手術前の写真です。

20代後半の女性の方で、10年前に鼻整形を一度経験してるそうですが、

どのような方式だったか正確に覚えていなくて、耳介軟骨は使用していないとのことでした。

なので、鼻中隔軟骨とシリコンプロテーゼを用いて鼻整形をされたと推定しました。

この方は現在、鼻先が垂れていて丸く、鼻腔も見えていて鼻筋も曲がっているなど

全体的に改善ポイントがあるような状況でした。

患者さん本人の希望としては、再手術後に鼻先が上がって鼻が持ち上がって見えることがないようにと、直線鼻にならないことでした。

 

 

 

 

 

また、鼻先が丸く垂れていて、鼻筋・鼻先の模様を考慮したところ、

シリコンの周辺に皮膜拘縮がひどいことが予想されました。

写真を見ると、鼻筋・鼻先の形も下側に垂れている感じになっていて

鼻先のボリュームも大きく、高さも低いことが目立っており、曲がっていることもわかります。

なので、患者さんには曲がった部分はシリコンの交換で対応し、

寄贈肋軟骨、鼻中隔軟骨、耳介軟骨を追加で使用して鼻先を立てることをご提案しました。

 

 

手術後の正面写真です。

手術前の正面写真と比べた時、斜線の形に曲がっていた鼻筋がまっすぐに変化しました。

まだ、1ヵ月目なので腫れが残っていますが、これから最低3ヵ月ほどが過ぎれば、

曲がった部分はなく直線に近くなり、鼻先の腫れて見える部分は自然に改善すると考えています。

 

 

 

 

 

手術前、手術後の側面写真です。

手術の際、鼻の内側は傷跡組織がひどく、皮膜拘縮のある状態でした。

なので、寄贈肋軟骨で鼻柱部分にストラットを立てて鼻先を立て、

既存に使用していた鼻中隔軟骨を小さいサイズに調整し、3重で鼻先に移植しました。

また、シリコンプロテーゼが曲がっていたので、既存のシリコンを取り除きながら内側のポケットを剥離し、

シリコンが曲がってしまわないように左右対称をできるだけ合わせて、

5mm シリコンプロテーゼを微調整しながら、眉間の高さは変化しないように

直線半ラウンド型の鼻筋鼻先ラインを作りました。

 

 

 

 

 

下から撮った鼻の形です。

手術前の写真を見ると、ぱっと見でも鼻が曲がっていることがわかります。

あの状態で皮膜拘縮まであったので手術をしていなかったら、鼻がさらに持ち上がる状態まで進行していたと思います。

なので手術とうじに鼻の内側を細かく洗浄をしましたが、

こういった場合最短6ヵ月はできるだけ、喫煙・飲酒は控えた方が安全です。

また、皮膜拘縮に良い内服薬も最短3ヵ月以上服用する必要があります。

手術後の写真を見ると、1ヵ月目にも関わらず大きな腫れは引いていて、鼻先も曲がらずに細く綺麗に変化している様子を確認できます。

どんな手術でも整形外科専門医と十分なカウンセリングを通じて行うことが重要ですが、

鼻整形は目の整形とも違って、鼻の骨の構造や皮膚のタイプ、耳介軟骨や鼻中隔軟骨などの採取可否によって

手術方法が全く違ってくるので必ず来院いただいてカウンセリングをしっかりすることが重要です。

 

 

 

⭐️手術内容⭐️

鼻整形(寄贈肋軟骨+耳介軟骨+鼻中隔軟骨移植)、シリコンプロテーゼ交換

 

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

 

⭐️instar整形外科公式ライン

価格のお問い合わせやご予約・イベント情報はこちらからお問い合わせください✨

日本スタッフが順番にお返事します。

 

 

⭐️Twitter 

instar整形外科 日本公式ツイッター

 

⭐️instagram