昭和の脱獄王!白鳥 由栄 家族で学ぶ網走監獄を徹底解説! 北海道観光 | 北海道観光大使@insta.sayaka の Sapporo Life style

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先日は家族で網走監獄博物館へ

 

実に私も結婚前に行ったきりなので10年ぶりぐらいに行きました。

お盆だったので札幌ナンバーが多かったな

 

 

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網走刑務所裏門

通称「通用門」と呼ばれた網走刑務所裏門は、赤煉瓦門塀製作開始の大正8年に一番最初に着工した門です。
その後5年間かけて受刑者がこつこつ煉瓦を積み上げ、大正13年に延長1,080mの赤煉瓦を完成させました。以来、平成5年9月まで、70年間に亘り網走刑務所裏門として、受刑者が塀の外の作業場(農業、養豚場)に出かける時に通るのがこの門であり、いかつい正門とは違いこの門をくぐり抜けると構外に出られるという、受刑者にとっては解放感を味わえる門だったようです。
 
 
 
 

浴場

受刑者にとって、入浴は所内の生活で最も楽しみな一時です。 
網走刑務所では、明治45年にコンクリートの浴槽にボイラーで湯をわかす近代的な浴槽を作りました。
作業場ごとに15人ずつが、看守の号令のもと、脱衣に3分、第1槽入浴3分、洗身3分、あがり湯の第2槽入浴3分、着衣に3分というように、脱衣から着衣まで15分間で効率よく入浴しましたが、1日に入浴できる人数は200人程度でした。
この時代の監獄則では、6月から9月まで月5回入浴、他の月は1回入浴と定められていましたが、現在は、1日おきに入浴できるようになりました。
 
 

舎房及び中央見張所

この建物は木造平家建、中央見張所を中心に側面から後方に放射状に建つ五つの舎房からなり、間を渡り廊下で接続しているため五翼放射状房と呼ばれている。舎房外壁は下見板張で、屋根は桟瓦葺だったが、現在は鉄板葺となっている。
舎房は北から順に第一舎から第五舎とし桁行きは第1・3・5舎が58.2m第2・4舎72.7mである。 内部は中央を通る向かい房、第4舎80房と第5舎奥の20房を1.5坪の独居房とする以外は、各棟3坪の雑居房で226房の構成である。厚さ7mmの明り取り窓が第1・3・5舎は2ケ所、第2・4舎は各3ケ所付いてる。
壁を破られないよう壁内の柱は雑居房で約30cm間隔、独居房は約21cm間隔で密に立てられている。
小屋組は下弦材を鉄筋でつないだクイーンポストトラスの小屋組、中央部分は逆Yの字の鉄筋の開き止めを露出させている。床は煉瓦敷の土間、房は板敷きで各房の隅に便所用の枠を設け、房内の壁は木摺漆喰塗りで房天井は厚さ15mmの板を張った鏡天井である。
通路と房を隔てる壁は中央を木製扉、両脇を竪格子、上部に鉄格子付きの窓が付いている。竪格子は平行四辺形断面もしくは「く」の字形断面の格子となっており、換気や暖房に配慮しつつ向かい房同士が見通せない工夫がなされている。木製の扉は片開きの框戸で上部に鉄格子付きの視察孔、下部に食器口を設け、大型の鉄錠がつけられている。房内の壁側は床から1.5mの高さに欄間付き引違ガラス窓で外に鉄格子がつけられている。
中央見張所は、中央八角形の哨舎を置き各舎房の渡り廊下を見通すようになっている。
 
 
 

教誨堂

この建物は教誨事業の行われた講堂で、教誨とは収容者対して行う精神的、倫理的、宗教的な強化指導のことである。僧侶や牧師さんが受刑者に人の道を説き、更生へと導くように尽くした場所でもある。
建築にあたり、受刑者は精魂こめて作ったと語り継がれている。
屋根は桟瓦葺入母屋造りである。 小屋組みは二重梁より上にキングポストトラスを組み込んだ大スパンのクイーンポストトラスで、柱と陸梁を方杖で固め、無柱の大空間を実現している。
内部は板張の一室で、正面舞台と左右に脇室を供える。内部の壁は漆喰風仕上げで腰板は竪板張り、天井は蛇腹を二重に廻し折り上げた天井で、丸形の中心飾りが三箇所付けられている。外壁は隅のみ柱形を付けた下見張で、腰を竪板張り、櫛形ペディメント付きの上下窓が設けられている。軒は垂木で隅を扇に配り、軒反りを付け、妻飾りの破風には植物の葉をあしらった独特の鰭付懸魚を吊っている。和洋折衷の意匠や技法を組み合わせた建築である。細やかな細部意匠に司法省の設計水準の高さや施工技術が示されている。
 
 
こんな感じで回っってきました!
詳細は動画に掲載しております。