もともと
薬はあまり飲まない方ですが
自分一人で
海外でいきなり知らない医院に行くのは
ハードルが高いですが、
日本人の方が紹介されていて、
そして、
英語でのやりとりもOKとのことだったので
背中を押されました。
じゅごんさんが紹介してくださっていたので
そのおかげで
今回私は行くことができました。
初めてのことで不安もあり、
記事は
もう何度も読ませていただきました。
人愛堂 NYIN OI TONG
1つ1つ面白そうなアイテムがたくさん。
じっくり見て調べていたら
1日中いられそう
受付の方は
来客の方対応中で忙しく、
ちょうど待合の椅子で待っていた
親子のお母さんに
「並んでますか?」と聞いてみたところ、
「並んでないわよ^^
あなたは受付でチェックインする必要があるわよ^^」と
親切に教えてくれました。
棚には色々なアイテムが。
でも緊張していたので
あまり集中できず(笑)。
初めての場所、
右も左も分からない場所では
緊張するとすぐ気持ちは弱くなり
「分からない→孤独」
と被害者になりがちだけれど
そんなときに
勝手に周りを加害者にするのではなく、
分からなかったら
素直に教えてもらおう、
自分からアクションを起こそう、と
意識が大きく変化したことは、
私にとって大きな成長。
来客の方が終わり
受付でドキドキしながらチェックイン。
「日本から来たのですが
ドクターの診察を受けたいです」と伝えると
「パスポートは?」と言われて
コピーを持っていたので、
コピーでもOKと言われて
助かりました。
(今までは携帯していなかったのですが
こういう時にも必要になるので
少なくともコピーはいつも携帯しておいた方が
よいですね^^)
受付で販売されていた
丸いボールみたいなの。
なんだろう?と思って
受付のお姉さんに質問してみたけれど
よく理解できず、
後で調べてみたら「羅漢果」のようでした。
パウダー状のものは使ったことがあるけれど
原形を見るのは初めてだったので感動した
ドキドキしながら
自分の順番を待ち、
呼ばれて診察室へ。
伝えたいことを
スムーズに英語で言えるように
知らない単語などは調べていて
簡単にタイプをして印刷したものを
持って行った。
多分漢字は読めるだろうと思ったので
飲んだことのある漢方薬の名前は漢字で。
ドクターは
私の持参した紙を見て
パソコンに打ち込みもしていたので
役に立ったのだと思います。
口頭でも
気になる症状などを伝えたけれど
短い診察時間内に
効率的に診察を受けるには
パッと一目で見て分かるように
リストアップしていくのがベストだなと言う
教訓を得ました。
ドクターとは英語でやりとりをしたけれど
ドクターはマスクをしていたこともあり
そしてパーティションもしてあったので
聞きとり辛いことも多々ありました。
もっと英語をブラッシュアップしたいという
モチベーションに繋がったし、
中国語もできたら
こういうときすごく役に立つんだろうなぁぁぁと
しみじみ思いました。
この日は
院内が混み合っていなかったこともあってか
20分ぐらいの時間を割いていただきました。
私の話を聞いて
脈診と舌診もしてくれて、
薬を処方していただきました。
飲み薬は
1週間分か2週間分どうする?と聞かれ、
以前、日本で1週間分もらったときは
飲みきれなかったので
後日再訪するかもしれないことも考慮して
1週間分でお願いしました。
飲み薬は
8日分で6000円ぐらい。
大事に大事にいただきました。
中身に何が入っているのか知りたくて
後日スタッフの方に問い合わせましたが
「私の体調に合うように調合した
シークレットレシピ」とのこと
ドクターに直接聞いたら
おそらく答えてくれたのじゃないかなと
思います。
味は美味しいとは言えないけれど(笑)
スーッとする何か?も
入っていて、効きそうな感じ。
お湯に溶かして飲みます。
効くぅ(๑>◡<๑)って思いながら飲める
なかなかの見応えのあるお味です(笑)
喉がちょっと不調だったので
肺に効きそうなサプリパウダー。
肺腑之源
冬虫夏草という漢方があることを
初めて知りました。
高価な生薬のようです。
あとは、
老陳皮や川貝、
西洋人参などが配合されている。
陳皮の甘さが美味しいパウダーでした。
自宅でも、実家の庭の無農薬みかんを
使って作ったことがあったけれど
お茶にしたぐらいでいまいちうまく使えず。
こういうふうに活用すればよいのだと
勉強になりました♡
ちょっと調べてみたら、
陳皮というのは
『「陳」の字には「古い」という意味があり、
採取後、少なくとも1年以上のものが使用され、
長く保存(2~3年以上)されたものほど良品とされています。
古いものほど効果が高いとされており、
生薬の本場・中国では、数十年も熟成されたビンテージ陳皮が
大変な高値で取引されているほどです。』
長く保存されたものほど良品なんですね。
我が家にある自家製陳皮も
何年か寝かせてみようかなと思いました
清肺茶
これもほのかな甘みがあって
美味しいお茶でした。
陳皮が入っているのかな?
こちらは喉用の飴。
橘紅宝 潤喉糖
これにも陳皮、桔梗、羅漢果、菊などが。
飴はまだ食べていないので
お味は分かりません。
オイルやスプレーなど。
沉香追风油という
オイルは、夜用と言われたけれど
湿布のような臭いが私は苦手で、
洋服や髪にも残ってしまうので、
使い辛いものでした
沈香(Agarwood アガーウッド)のオイルのようです。
左側の松肌精は何でてきているか不明。
飲み薬だけで
8日分で6000円というお値段は
お安くはないと思いますが、
たくさんの常連さんらしき人たちが
漢方薬の入った大きな袋を
受付に受け取りに来るのを目にしました。
漢方薬は地元の方にも愛されていて
人愛堂も人気の医院なのでしょうね
こんなにも
漢方を愛している人たちがいることを
知って、なんだか嬉しかった
来客対応にバタバタしつつ、
薬の飲み方などは、
受付のスタッフさんが
早口で教えてくれて
ついていくのに一生懸命でした。
そうそう、
こちらの漢方医院は現金のみ対応で
カードは使えず。
来院前に
「もしかしたら
カード使えないかも?」と
私の第六感さんが教えてくれたのですが
お会計の際に
提示された金額が2万超
カードが使えない、と知り、
予想していた金額よりも高かったこともあり、
夕方医院が閉まる時間近くでもあったので
一瞬パニくりました
結局
お財布に入っている金額で
間に合ったので、
ほっと胸を撫で下ろしたのでした
よかったぁ。
オーガニックのお店で見つけた老陳皮と
健康食品店で見つけた冬虫夏草。
漢方生薬、おもろい〜
あとでブログに書きますが
漢方医院で処方された薬に刺激を受けて
漢方薬屋さんの正和薬行でも
ちょこちょこ生薬を買ってみました♡
漢方の世界も
奥深そうですね。
勉強したらハマりそう。。
ペナン島滞在中に
時間があれば
もう1度再訪するつもりでしたが
現金に両替するのが面倒だったこともあり
結局再訪しませんでした。
でも、
飲み薬の中に何が入っているのか?等、
先生に直接
色々と聞いてみたかったことがあり、
帰国してから、
やっぱり再訪して
質問すればよかったなあと
ウジウジ後悔したのでした。
それでも、
ペナン島で漢方医院に行ってみたい❣️という
第一段階の望みは叶えることができて
自分の好奇心と興味を満たす
貴重な経験をすることができたので
よかったです
スムーズに
診察を受けることができたことも
ラッキーでした
人愛堂の頼先生、
いきなり飛び込んできた
見ず知らずの私に
丁寧に診察をしてくださったことに
感謝です🙏