前回は、トリコロールをおしゃれに表現した

エールフランスについて書きました。

 

 

この青、赤、白のトリコロール。

英語圏のアメリカ、イギリスを除くと、

日本、世界でもとりわけ人気があり、

なじみ深い国旗ではないでしょうか?

 

 

 

 

 

この3つの色は、

フランス革命以後、革命派の色として愛好され、

フランス国旗や船舶の旗となり、

現在に至っているそうです。

 

青は「自由」

白は「平等」

赤は「博愛」

 

を表しています。

 

 

 

この国旗を見ると私は、

ヴィクトル・ユーゴー原作のミュージカル「レ・ミゼラブル」、

ドラクロアの絵画「民衆を導く自由の女神」が思い出されます。

(2つとも、個人的にとても印象深い作品で、

いずれどこかでシェアさせて頂きたいと思います。)

 

 

レ・ミゼラブル

(Les Miserables Official Websiteより)

 

 

「民衆を導く自由の女神」

(Wikipediaより)

 

 

一方で、軽やかに思い浮かぶのは、レストラン。

国旗を掲げたり、

看板にあしらったりするフレンチレストラン、

たくさん見かけますよね。

 

 

そしてレストランで国旗と言えば、

もう一つ浮かぶのがイタリアの国旗。

 

 

 

 

このイタリアのトリコローレ(三色国旗)、

由来をご存じですか?

 

 

 

フランス軍がイタリアを統治した際に、

ナポレオンがフランスの国旗の一色、

青を緑に変えて使われたのが最初とのこと!

 

 

 

ですので、イタリア国旗の色の意味はそれぞれ、

 

緑は「美しい国土」

白は「雪」

赤は「愛国者の血」

 

を表すとされていますが、同時に、

フランスと同様、

 

緑は「自由」

白は「平等」

赤は「博愛」

 

を意味していると言われています。

 

フランス国旗(トリコロール)とイタリア国旗(トリコローレ)。

 

たまたま似ている!

のではなく、

そのような歴史の流れと関係があったのです。

 

 

 

学生の頃勉強した世界史が記憶にある方は

ご存じだったかもしれませんが、

普段はあまり思いをよせることのない歴史の流れ。

 

 

国旗の色にほんの少しフォーカスするだけで、

大人になった今ふたたび、

世界の国の歴史に、

興味がわいてくるかもしれません♪

 

 

 

 

次からは、念願だったイタリアへの旅を中心に、綴っていきたいと思います✈︎

 

 

 

 

 

 

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