当時同じバンドに所属していた、The Real Group(スウェーデンのアカペラバンド)大好きな女の子がリードして「Communication With No Words」(言葉によらないコミュニケーション)と題し、アカペラでの国際交流案を企画。UCバークレーのアカペラグループ「Cal Jazz Choir」を相手に、彼らの学校を訪問してコラボレーションコンサート、さらには彼らを招いて日本でもコンサートを開催し、言葉は通じなくても音楽が人と国とをつなぐ、というプランで見事コンペティションを通過し、計画が実現されました
INSPiと混声のThe Real Groupカバーバンド「Jattebra!」(スウェーデン語で「とってもいいね!」)の2バンドでカリフォルニア大学バークレー校を訪ねました。当時僕は会計を担当し、プロジェクト予算200万円の管理を任されました。
メンバーや、受け入れてくれたCal Jazz Choirのみんなや各所スタッフのおかげで、2国間で行われたコンサートは大盛況。工学部のつてをたどり、当時としては珍しい、インターネットを介したコンサートの生放送も実現。プロジェクトの報告を持って幕を下ろしました。当時友人になったCal Jazz Choirのメンバーとは今でも来日時に飲みに行ったりしています
で!何が言いたかったかといいますと、先週末、大阪大学OBが集まるホームカミングデイにINSPiがゲスト出演でお呼ばれしまして、当時その記念事業を立案した先生に再会。ホームカミングデイの公演でで音響をご担当くださった方は、当時のCal Jazz Choirを招いた日本でのコンサートで音響をご担当くださった方。それから、僕がINSPiとしてデビューするために、休学と退学を相談しに行った先生とも再会。学生ながらにアカペラを使って何ができるのか、がむしゃらだったその時代を見ていてくださった方々との再会に、胸が熱くなりました。