伸二です。今コーヒーショップにいます。

隣の席に座った大学生カップルが試験対策でしょうか、C言語を教え合っています。


C言語はコンピューターのプログラム言語で、僕が高専時代に研究室で使っていた言語です。


その時の僕の研究テーマは

「遺伝的アルゴリズムと焼きなまし法のハイブリッドアルゴリズムを用いた画像復元」

でした。

遺伝的アルゴリズムは、生物の進化の過程をモデリングしたもので、プログラム自体が勝手に進化していくというちょっとファンタジックなコンセプトに当時の僕は心掴まれたのでした。


システムエンジニアになる予定だった僕は、今では全く別の世界にいますが、あの頃の経験が今活きていると感じる瞬間が度々あるから不思議なものです。

そして今の僕はその学生カップルの横で、浜田きよ子さんにもらった書籍で介護の基本について勉強中。


一見関係のないことのようで、でもこの知識や経験が僕を新たなステップへと進めてくれる、そんな予感を感じます。

人生に無駄なことは一つもない。

それはやはり真実なのでしょう。