とにかく沢山のワクワクが控えており、
それに伴って膨大な量のアレンジ作業が控えております。
 
 
このライブはこの感じ、このイベントはこうだ、全部のバランスを見渡し妥協の無いように良いアカペラを届けるべくアレンジをする。
 
 
この期間中は、皆さんにも楽しみに辛抱してもらうしかないのが辛いところだ。
 
 
 
沢山ある中から現状言えるのが、まず大覚寺のビックバザールの出演。
もうそろそろだ!
リハーサルにて、宮川彬良さんにグルーヴについてアドバイス頂いたり、ショータイムの仲間との久々の共演にテンションあがりまくりです。
しかし彬良さんの曲もピアノも凄い。。。
この方の隣で弾いたり歌ったりできることは、とても勉強になるし、HAPPYだし、
 
こんな環境は、ミュージシャンとして光栄だ。
だからこそ、精一杯の自分の力でこたえたいと思う!
 
 
 
 
光栄なのは、早稲田大学大隈講堂にて行われるWAVOCのチャリティーイベントもそうだ。
 
こちらもかなり責任感を感じつつ光栄なアレンジ作業をしている。
 
アカペラ始めたきっかけである、ゴスペラーズさんをはじめ、スターダスト・レビューさん、夏川りみさんトライトーンさんとの共演というのもあるし、
 
何より震災後、ゴスペラーズ北山さん、村上さん、酒井さんとは、被災地にてハーモニーを奏でさせていただいた。共に声の力を信じ、1つのパワーを産み出せたんだ。
 
色んなご縁があって今回このチャリティーイベントに初めて出演させていただける。
 
 
 
 
大学のアカペラサークルの大切な同期がね、石巻赤十字病院で看護師してるんだ。
 
丁度10年前、俺が初めて組んだアカペラグループで、ひたすらそいつとゴスペラーズさんのカバーを歌っていた。(つまり完全に俺達はゴスペラーズさんのファンなわけで)
 
サークルを出て、俺は音楽、そいつは看護の道を選び、お互いに奮闘していて、そんなに連絡を取り合ったりはしていなかった。
 
 
 
そんな中あの日がきてしまって、まだ日本中が情報不足で、でも少しずつ、どうやらそいつの住む地域が被害が大きいというNEWSが入ってきて、
 
ふざけんなと思って、
 
こちらから連絡をとろうとしても、全然連絡とれなくて、でも絶対大丈夫だって信じて、
 
1週間くらい夜中も昼も宮城県警、NHKに電話した。
 
それらには繋がらなかったけど、暫くすると仲間から連絡があって、大丈夫だったと連絡がきた。後々、直接連絡するようになったんだけど、本当にギリギリだったみたいで。
 
 
当時の話を聞いてて、あいつを尊敬するしかできなかった。
その話はここに書くようなことではきっと、ない。
 
 
ただあいつが言った
 
『看護の道を選んだ理由を考えることでなんとか自分を保った』
 
 
今も俺は音楽作るとき、その言葉を思い出す。深く突き刺さっている。
 
 
 
今もたまに電話して、それこそWAVOCのチャリティーイベントでゴスペラーズさんと共演する話をしたら、そらスゲーやと喜んでくれた。
 
また歌いたいなぁと。かなり看護師の忙しく大変な毎日らしいが、また歌いたいなぁと言ってた。
 
 
 
 
俺の想い伝わったかな?
俺は誇りを持って音楽選んだ。
来てくれる皆さん、一緒に力になろう。
 
精一杯頑張ります。
 
 
 
 
 
 
 
そして、そのINSPi!
その音楽性、方向性は、自分でいうのもなんだが、音楽業界だけでなく、日本にとっても、もしかしたらとても重要な気さえしている。
 
大袈裟かもだけど。
 
 
リアルに今、我々世代が歌い継がなかったら、下手したらもう数年で消えてしまいそうな名曲も世の中にはある。
 
そして誰しもに長く愛される名曲も。
 
 
 
名古屋、大阪での歌声喫茶ライブは、そういう曲たちを、世代を越えて皆で歌おうというものだ。
 
 
日本人の残してきた歌を、文化を、一緒に噛み締めようぜ。
 
 
 
声出していこう。
 
 
 
どんな状況でも、声出していこう。
 
 
その声をキャッチして未来を切り開いてくれる人がいるはず。
 
共に生きよう!
 
 
 
精一杯でいいから、
 
 
 
走れ!