こえつながり親子コンサートにお越しいただいた皆様、歌わせ過ぎてごめんなさい。皆様いかがおすごしですか?
 
 
歌声喫茶とは、1950年代に大流行し、今も根強いファンを虜にしている文化です
 
 
新宿で始まったとされる歌声喫茶は、入学や就職で都会に出てきた若者達の喜び悲しみを、民謡や唱歌や労働歌、フォークソングにのせてみんなで歌い分かち合う場所でした
 
 
もちろん大流行した当時、僕は生まれてさえいません。でもフォークソング好きだった親の影響で、ともしびという名前や歌声喫茶という面白そうな形態があることは、頭の片隅に知っていました
 
 
一度体験してみたい!と、初めて店を訪れたのは2006年
 
 
衝撃でした。客層は自分の親やそれ以上の年齢の方々。リーダーの先導のもと歌集を手に楽しそうに、ホント楽しそうに歌う。全員が歌う
 
 
当時26、7歳だった僕は年齢的には完全に浮いた存在でしたが、その店の雰囲気と皆さんの歌声に背中を押されて、気が付けば歌いハモり。誰よりも楽しんだ自信があります
 
 
2009年のINSPi邦楽天国ツアーのとき、メンバー持ち回りでライブをプロデュースすることになり、僕はこの歌声喫茶の要素をライブに盛り込みました
 
 
大倉ではなく、会場の皆様がリードを歌う「ありがとうがんばろう」の響きは、今でもずっと僕の中の宝物です
 
 
 
ココロ歌として日本の名曲を一つずつ世に送り出し始めた僕ら。「いい曲があるんだよ!聞かせたい!」という気持ちと同時に、「この曲知ってるよね?一緒に歌いたい!」という気持ちがあります
 
 
そんな気持ちを、今日来ていただいた方にはしっかり伝えられた。だって皆さん本当に楽しそうに歌ってくれていたから
 
 
 
会場の大きさや親子限定ということで、今回来られなかったという方もたくさんいらっしゃると思います。一緒に歌いたかったのに!という気持ちを、どしどし僕らにぶつけていただきたいです
 
 
ただ、あの場にいた人はみんな
 
 
「またこんな時間を過ごしたい!」
 
 
という気持ちになったんじゃないでしょうか。その気持ちを僕も周りに伝え続けるし、来ていただいた親子の方にも、世間話なりブログなり、自分のやり方で誰かに伝えていただく事で、また一緒に歌うコンサートを開くチャンスが巡ってくると信じてます。是非とも協力いただければ幸せです
 
 
 
本当にまたやりたいです。いろいろがんばろう!と決意新たに明日は長野!