最近、「自分の考えって本当に正しいのかな?」と改めて思うことがありました。
人は一度「正しい」と思ったことをなかなか疑えないし、むしろ自分の意見を守るために頑固になってしまうこともありますよね。
そんなときに出会ったのが、アダム・グラントの『THINK AGAIN(シンク・アゲイン)』。
この本のテーマは、「いかに自分の考えを疑い、新しい証拠に基づいてアップデートできるか?」というものです。
読んでいて特に印象的だったのが、人が無意識に陥る3つの思考モード。
1️⃣ 説教師モード:「私は正しい」と確信し、相手に意見を押しつける
2️⃣ 検察官モード:相手の間違いを指摘し、自分の正しさを証明しようとする
3️⃣ 政治家モード:支持を得るために都合のいいことを言う
どれも心当たりがあって、特に私は「検察官モード」になりがちかも…と思いました。
相手の意見に反論したくなったり、自分の考えを守ろうとしたりすることってあるよなぁと反省です。
大切なのは「科学者の思考」
この本では、「科学者のように考えること」の大切さが繰り返し語られている。
科学者は、自分の仮説を証明することよりも、新しいデータをもとに柔軟に考えを変えていく。
これって、日常のあらゆる場面でも大事なことだなと感じてます。
たとえば、仕事のやり方や人間関係でも、
「昔こうだったから、今までこうだったから、これが正解」と思い込まずに、「今の状況では何が最善か?」を考え直せる人でありたいです。
知識をアップデートし続ける
この本を読んで、「知らないことを恥じるのではなく、学び続けることが大切」だと改めて思いました。
「私は正しい」と思うより、「私はもっと学べる」と思うほうが、きっと成長につながるんだろうなと。
今日から、もっと柔軟に考えられる自分を目指してみようと思います。