今週、来週と株主総会が多く開催されますね
例年、当社は株主様からの質疑に向けて、大げさな体制を取ります。
各部門から管理職を含む複数名を事務局メンバーとして登録し、議案や会社施策に対して、株主様が質問するであろう内容を想定し、その回答を作成(以下、想定問答)するんです
その準備期間と時間がハンパない
GW明けてから、毎週想定問答を更新させられ、6月に入ってからは弁護士の先生も入れて、毎週のように研修&シミュレーションをします
しかも前日は実際の会場となるホテルで本番を想定したシミュレーションかつ、役員と事務局は前泊するんですよね
個人的には、ここまで時間と費用を掛けてやらないといけない仕事とは思えません
株主様の質問に自己の見識で回答できない取締役っていますかね?
2期連続赤字にも関わらず、また、永年勤続や退職者の慰労も中止しているのに、役員の誰もこの膨大な費用の掛かる体制を廃止しようとい言わないのが寂しい限り
業務執行取締役はまだしも、監査役が執行側に先立ち回答しなければいけない質問があるとは思えないんですけどね・・・
そこまで、一般の株主様が監査役の仕事に関心を持っていると思えないし、逆にそんな質問をされた株主様がいたら、私は握手を求めに行きますよ
兎にも角にも、掛かる時間も費用も無駄だと思いますね~
こんなコストばかり掛かって得られるモノがほとんどない体制をとってまで、株主総会の準備をしている会社って多いんでしょうかね?