我が社には、大小合わせると170社程度のグループ会社があります
うち、連結子会社にはほぼ常勤監査役がいますが
その前職のほとんどが、他の子会社の代表取締役社長又は取締役なんです
ほぼやる気なし、退職までの腰掛けに監査役を務めている人が多い
だって、連結子会社の常勤監査役はほぼ60歳オーバー
残りの会社人生は2~3年ですから
なので、執行側の若手一般職からみたら、監査役って謎の人物だと思います。
本社にいる私ですら、執行側の若手社員と話をしていると監査役って誰?って感じですからね
とまぁ、こんな感じですから、ガバナンス体制や、コンプライアンスについても積極的に指摘なんてしようと考えているグループ会社の監査役にお目に掛かったことがない
でも、何か業務をした実績は残さないといけないので、期中の監査業務で困ったことがあれば、本社の我々スタッフに色々と質問を頂きます
が・・・
そんなこと、自分で考えろ!自分で調べろ!!って内容がほとんど
グループ会社はマンパワーの関係で、専任スタッフをほぼ置いていないけど、本社の監査役スタッフはグループ会社監査役の部下ではないですから!
まぁ、サポートはしないといけないとは思いますけどね
そもそも監査役は独任制なので、本社の監査役だからと言って、グループ会社の監査役に指示や命令はできません
なのに、くだらない質問をしてくるグループ会社の監査役ほど、「俺はOB様だ!」という気が抜けないのか偉そうな物言いです
ホント、我が社だけじゃないと思いますが・・・
本社の管理職⇒グループ会社社長又は取締役⇒グループ会社監査役
って、人事運用の流れを是正しないと企業集団のガバナンスなんて向上しませんよね
コロナ禍で本社の要員も大幅減をするなら、グループ会社の監査役には40代・50代前半の優秀な人財を投入するべきだと思うけどな~
でも、若手の優秀な人財は執行側が離さないもんね~
策を練るのが良いのか、あと5年ほど待ってロートルが大量退職する時期を待つか
こんなことを真剣に考えたりもするけど、その頃、私はどこで何をしてるのでしょうかね