無料サーバー1freehosting.comへWordPressをインストール3 | 南大阪・松原市で働く行政書士のブログ

無料サーバー1freehosting.comへWordPressをインストール3

無料サーバー1freehosting.comへWordPressをインストールその3

前回の記事でデータベースの作成まで行いました。
続いてWordPressのインストール作業です。

WordPress

しかしここで注意しなければならないことがひとつ。

現時点(2011/7)の段階で1FreeHosting.comのスペックは

・PHP Version 5.2.14
・MySQL Version 5.0.91


これに対してWordPress3.2を動かすのに必要な環境は

・PHP Version 5.2.4
・MySQL Version 5.0以上

PHPのバージョンアップが行われない限りは、ここのサーバーはWordPress3.2xが動作する為の最低条件を満たしていません。

今のところは3.2未満のバージョンのWordPressをインストールする必要があります。


■FTP接続
※画像は全てクリックで拡大します。

まずはFTPクライアントソフトを使用して1freehosting.comのサーバーとの接続を試します。

FTP接続に必要な情報はサブドメインを設定した時に届いた3通目のメールに記載されているのでそちらを参照。

【1FreeHosting.com Account Activated】という件名のメールです。
この中にある【Uploading Your Website】という箇所に記載されています。

Uploading Your Website


今回使用するFTPクライアントソフトはALFTP
ALFTPの説明についてはこちらの記事も。

ソフトを立ち上げ、【サイトマップ】の画面で上記のメールの内容を基にFTP接続に必要な情報を入力していきます。

サイトマネージャ

サイト名   任意の名前
FTPアドレス  【Full FTP Hostname】に記載されている英数字
ユーザーID  【FTP Username】に記載されている英数字
パスワード  【FTP Password】に記載されている英数字

その他のFTPクライアントソフトを使用する場合でも同じように読みかえればOKです。

入力が終われば「確認」ボタンをクリック

サーバーとの接続に成功すればウェルカムメッセージが表示されます。

ウェルカムメッセージ

このメッセージを見る限りファイル制限があるのでしょうか?

接続すればこのようにサーバー内が見えますので、

サーバー

あとは【public_html】フォルダの中へWordPressのファイルをアップロードすればOKです。


■WordPressの自動インストール

上記のように手動でWordPressのインストールも可能ですが、ここのサーバーは1クリックで自動的にWordPressをインストールすることも可能です。

せっかくなので今回はそちらの方法を利用してみようと思います。

まずはコントロールパネルへログインし、【Website】→【Auto installer】へと進みます。

AUTO Installer


この画面を見てもわかる通り、結構な数のCMSが自動インストールできるようです。
CMS

自動インストール可能なCMS
・WordPress
・Joomla!
・phpBB
・Simple Machines
・Coppermine
・b2evolution
・Mambo
・MyBB
・osCommerce
・Zen cart

以上






ちなみに自動インストールの出来るWordPressのバージョンは3.0.1

早速【Install WordPress3.0.1】をクリックしてみます。

WordPress


するとこのようにWordPressのファイルをインストールするフォルダとユーザー名、パスワードを入力する画面が表示されるのでそれぞれ任意の数値を入力。

数値入力

【Install To】の項目はWordPressをインストールするフォルダを指定します。

仮に「wp」というフォルダを指定したとすれば、WordPressにアクセスする為のURLはhttp://作成したサブドメイン.com/wpとなります。

http://作成したサブドメイン.com/ でそのままWordPressのトップページにしたい場合には、ここは空欄にしておきます。

なお、その場合には【public_html】の直下にインストールされます。

入力が済めば【Install WordPress3.0.1】をクリック

ほぼ一瞬でインストールは終了。

データ

【Install Path】の欄に記載されているURLがWordPressのURL

【Actions】の「Manage」をクリックするとWordPressの管理画面に入る事が出来ます。

なお、データベースも自動的に作成されているので、念の為【コントロールパネル】→【MySQL Databases】で確認しておくといいでしょう。
手動で事前にデータベースを作成していても、それとは別に新しいデータベースが作成されます。

■WordPressの日本語化

ここでWordPressの管理画面へ入ってみると当たり前ですが全て英語表示。

ダッシュボード英


このままでも構いませんが、せっかくなので日本語化しておきます。

手順は以前にBitNamiを日本語化した時と同じです。

違いはあちらがローカルでの作業だったのに対し、今回はサーバー上で行うというだけ。

日本語languagesフォルダの入手については上記の記事をご覧下さい。

入手したlanguagesフォルダをFTPクライアントソフトを利用してサーバー上の「wp-contentフォルダ」の中に放り込みます。
(コントロールパネルからファイルマネージャでフォルダをアップしても出来るかもしれません)

続いてサーバー上のpublic_htmlフォルダ内の「wp-config.php」というファイルを探し

wp-config.php


その中からこの箇所を探し出し(大体143行目ぐらい)、

wplang

こう書き換えます。

wplangja

※デフォルトのままだとwp-config.phpのパーミッションは「444」となっており、内容の書き換えが出来ません。その為、事前にパーミッションを「777」など編集出来るように変更しておく必要があります。編集が終われば元の「444」に戻しておきましょう。


以上の手順を終えると、このように管理画面が日本語化されます。

ダッシュボード


日本語化したからには「WP Multibyte Patch」のようなプラグインも忘れずにインストールしておいた方がよさそうです。