本棚の整理で思うこと
年が明けて数日経ち、バタバタした感じが落ち着いてきました。
そこで、年末からずっとやろうと思っていた本棚の整理に手をつけることにして、今日ようやくそれが終了。
運送会社さんに引き渡しました。
本当は昨日一日で全て終わらす予定だったのですが、あまりにも本の数が多かった為に結局日をまたぐはめになりました。今回はもう読まないだろうなという本は全部処分することにしたので、仕訳して段ボール詰めにします。
処分するとはいっても捨てる訳ではなく全てブックオフ行き。
30点以上からですが、段ボールにさえ詰めておけば運送会社が引き取りにきてくれて着払いで送れるので非常に便利です。
ちなみに本棚からあふれんばかりに(というかあふれていました)あったので、詰め終わってみるとその量は段ボール4箱分。当初は自分でアマゾンのマケプレで売ろうかとも思っていたのですが、あまりの分量と手間暇であきらめました。
読んだ本というのは、当然ですが自分の知識や行動してきた事の元になっているので、本棚の奥から引っ張り出してきては、当時何を考えて何をしようとしていたのか思い出し、少し懐かしい気持ちになります。
業務や手続きなどの専門書が多いのは当然ですが、特に開業してからはそれよりむしろマーケティング系の本を読みあさる事が多かったので、どちらかというとその種の本の数が圧倒的。
さすがに業務系の書籍は手もとに置いておく必要がありますので処分はしませんが、ちょっと前のマーケティング系の本やフロントエンドとして出されているたいして中身のない本はすべて処分。さすがにこれらの本はマケプレで調べてみてもほとんど1円になっていますね。
「○○で年収××××万円に!」や「○○するだけで売上××倍アップ!」的な本の中身のなさが、時代が変わるとより目に見えてわかるようになってきます。
そんな中でずっと一定の価値を保っているのは、やはり原理原則系。
まあ本の価値というのは読んだ人が決める事なので一概にはいえませんが、この場合は古本・古書市場において値段が一定以下には絶対に下がらないという意味です。
イーブックオフの高価買い取り情報 を見ていて、最近のベストセラーやラノベに混じりスティーブン・R・コヴィー「7つの習慣」やドラッカー「プロフェッショナルの条件」、カーネギー「道は開ける」「人を動かす」などが含まれているのがそれを表しています。自分も今挙げた本は全て持っていますが、もちろん処分はせず手もとに残しておきます。
最近は、短期間のキャンペーンを行いイベントのように盛り上げて数日で売り抜くフラッシュマーケティングが大流行です。一瞬で売上げ次に次にと別の商材に移っていくこれらのやり方と、なくならないものをロングテールのように商材とするやり方。もちろんどちらが良いとか悪いとかという問題ではありません。ただ手法と商品が違うだけです。
大量の本を処分しつつ、なんとなくそんな事を考えていました。
そうこうしていると、夕方頃に問い合わせがあり、その後正式依頼。
さっそく感謝です。
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7つの習慣―成功には原則があった!
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プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))
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道は開ける 新装版
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人を動かす 新装版
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