相互リンクのお願い②
さて、前回の続きです。
被リンクを自力で獲得するには相互リンクをお願いするというのが
一般的な手法となります。
もちろん古いドメインのトップページから被リンクを浴びせてくれるような
サービスも存在しますし、数百の中小検索エンジンに登録しリンク数を増やして
くれるようなサービスもあります。
ただこれらは非常にコストがかかります。
また、下手なサービスに手を出してしまうとスパム扱いされる可能性も。
安全策を取るなら、地道にまともなサイトを作成し、相互リンクを
お願いして回るのが王道でしょう。
最近は相互リンクのSEOにおける効果は薄くなっているといわれていますが
実際やってみたところ、効果は十分に感じています。
特にグーグルにおいては顕著。
ヤフーは、ここのところずっと検索順位が変動しているのでまだ結果の分析が
出来ません。
さて、そこそこ効果のあるであろうサイト間の相互リンクですが、まっとうなやり方で集めようとすると、非常に手間暇がかかります。
1件1件手作業で相互リンクをお願いしていくのですが、開設まもなくPRも0のサイトの場合、相互リンクのお願いをしても断られる事、無視される事が多々あります。
ですので数を集めるのには、相当根気が必要。
そこまでしてようやくリンクを貼って貰えるのですが、ここでも1つ注意がいります。
リンクの貼られ方です。
いちばんいいのは、検索されたいキーワードを含んだテキストでリンクしてもらうこと。
なので、前回ヤフカテ登録される時にそこにこだわったのです。
残念ながら希望は聞き入れられませんでしたが。
さて、この事を頭に入れた上で他のサイトのリンク集を見て回ると不思議な事があります。
それは士業のサイトに顕著なのですが、事務所名でリンクを貼って貰っているサイトがかなりあります。
ちょっと工夫していても、地域名+事務所名というテキストリンク。
これでは事務所名で検索をされる際に上位表示されるだけです。
でも事務所名で探されるとすれば、ライバルサイトなんてそもそも存在しませんし
検索結果の上位表示を求める必要がありません。
あれは一体どう考えて事務所名でのテキストリンクにしているのでしょうか?
「会社設立なら行政書士○○事務所」とか、「クーリングオフ専門内容証明なら○○事務所」などであれば、そのキーワードでの上位表示にプラスに働きますので、意味があります。
もしかして、リンク集からの直接のアクセスを期待しているのでしょうか?
よほどの有名サイトの厳選リンクでもない限り、一般サイトにおけるリンク集からの直接のアクセスはほとんど期待できないでしょう。
サイトにアクセス解析をいれて調べてみればわかると思いますが、ほとんどありません。
にもかかわらず、事務所名のみでテキストリンクを貼られているサイトはすごく不思議です。
同じ流れで、「相互リンク募集」とサイトに記載しておきながら、どういったタイトルでリンクして欲しいのか、紹介文はどうして欲しいのか、全く何も説明していないサイトもわりとあります。
あれでは、意図しないテキストでもってリンクされる可能性がかなり高くなりますので、相互リンクの効果は薄れてしまうように思います。
そのあたり、どう考えて相互リンクをしているのかわからないサイトも多いので
一度聞いてみたい気がします。