今年は本を月一冊ずつ読もうと決めていて
先月はガラにもなく三島由紀夫の本を。
そして今月は・・・
「日本型組織の病を考える」
(著者)村木厚子
厚生労働省の現職中、郵便不正事件で逮捕され
のちに無罪となり
復職後は厚生労働大臣事務次官になった女性が著者。
この本。
ドラマ以上に共感したり興奮したり納得したり・・・
たとえば
「話をつまみ食いして作られる供述調書」
真実は誰にもわからない
だからいろんな人の話を重ねて
一番色が濃く重なり合う事が真実だと決めるしかない
という検察側のやり口の個所を読んだ時、
罪はストリーによって作られてしまう怖さを感じました。
でっちあげられた当事者は
濡れ衣をどう取り払うか
メンタルが先にやられてしまい
やっていない罪まで認めてしまいそう。
しかし
日本の組織にも共通点がたくさんあるような気がして。
建前は守らなければならない
失敗や間違いは許されない
隠蔽や不正が生まれてしまう原因って
そんなところに潜んでいて。
それを無くすためには
建前と本音の使い分けをやめて実態を明確にする。
その中で、その建前は本当に目指すべきものなのか
何故それを実現できないのか
どうすれば実現できるのかという問いに向き合う。
と村木氏は言います。
職場の小さな組織の中でもそう。
疑問を呈した時、軋轢に負けそうな時
励まし感覚をリセットしてくれるような一冊。
とはいえ今月は読了できず
3月に持ち越しです。笑
