リウマチは、もちろん、強直脊椎炎などの治療で、名医といわれる領域の医師はすくないが、もんくなく名医だった橋本明先生が、昨年お亡くなりになったようだ。

もちろん、リウマチの名医だったので、強直性脊椎炎患者、また医師にもそれほど知られた存在ではなかったが、知る人ぞ知る名医だったとおもう。

 

80歳前後での開業も快挙だったし、名門福原病院で、ずっとリウマチ治療に関わっていた。東大物療内科、伊藤温泉病院を経て、福原病院、下北沢病院などを経て開業、90歳過ぎまで診療を続けており、閉院とほぼ同時期にお亡くなりなられてようです。ご冥福をお祈りします。

 

なかなか強直性脊椎炎は、整形外科中心で、なかなかリウマチ内科の先生は、少なかったが、橋本明先生の橋本式ケナコルトは、ある面、名手技として特筆できるだろうか。強直性脊椎炎も、こうしたキャパの広い先生も、交えて治療方法ももっと取り入れるべきだったような気もする。

強直性脊椎炎は、何故か整形外科が主導してきたので、リウマチとは大きく分けられた病気として扱われてきたが、リウマチも強直性脊椎炎もリウマチ膠原病疾患であることに変わりはない。
リウマチ内科、整形外科が、競合するのではなく、共助しながら治療が出来ればよいのだが、その辺が上手く、今日においても、出来てるようで、出来ていない。

それは、残念なことだ。

 

AS友の会に対して私が違和感を抱くとすれば、診療科や内科外科を問わず、さらに学閥や地域にとらわれずに自由な交流が必要だと感じます。

現在の友の会に復帰した場合、脱退したメンバーを温かく迎え入れる雰囲気が存在するのか心配です。私の心配は杞憂かもしれませんが、様々な遺恨や誤解があるかもしれません。しかし、さまざまな医師や医療従事者が参加し、より開かれた会が形成されることを願っています。

医師や医療従事者たちが互いに協力し合い、友の会が競争ではなく助け合いの場となれば素晴らしいと思います。地域や学閥にとらわれず、より広い視野で情報や経験を共有し合うことが重要です。

過去に存在した遺恨や誤解があっても、多様な医師や医療従事者が参加できるオープンな会が形成されることを願っています。そうした会が実現すれば、より良い医療の発展に繋がることでしょう。

 

PS AS友の会は、中央集権の部分が大きく、もっと、様々な地域の小規模のサークル的な活動も容認して行けば良かったとおもう。支部ではなく、地域独自の活動、病院単位の活動、更に、RAの会、変形性股関節症の会などの別の疾患との交流などもあれば、よかったのでは、と今更ながらおもう。

そして、友の会がそれらの組織をまとめて、総括する団体であり、下部組織の独立性、更に別疾患の会への連絡会の役割を果たせばよかったのではと。

 

 

再度、この名著を再読したいとおもう。