安倍晋三氏が、射殺されて、しましました。

民主主義国家と名乗る、日本において、危機管理を重要視した、総理大臣が

警察、SPが見守る中で、お亡くなりなりました。

政治家といえば、いろんな功罪がありますが、評価も高かったし、また長期政権で

桂太郎を越え、歴代総理のなかで、前人不倒の記録だったと思います。

拉致問題に「救う会」の西岡氏と友に、タブーに取り組んだ総理として、朝鮮拉致被害者を帰国させた礎をつくった功績は、当時は、天と地がひっくり返るほど。

大きな出来事だったとおもいます。

当時、左翼は、拉致被害者などいないと言っていたのですから。

一方、モリカケサクラ問題は、関係者が亡くなったり、拘置所に送られたり、

不透明な事件として、もう少し現政権が明らかにしなければならないということもありますが、今はもう亡き安倍氏は、法で裁くこともできません。

 

今回の話題としては、安倍氏は、清和会の会長ですから、没したことにより、

会長が空席となります。

私見では、直ぐに出なくても、実弟の防衛大臣、岸氏がやがては、清和会をという声もあります。

現職の大臣が派閥会長にはならないでしょうが、安倍氏がお亡くなりなった以上、後々の自民党での岸氏への期待は大きいのではないでしょうか。

ところが最近、岸氏は、車椅子、杖をついている。

どうやら股関節が悪いというが、難病の可能性があるように感じます。

亡くなられた安倍氏は、炎症性腸疾患であることは、明言されていますが、潰瘍性大腸炎とされています。(指定難病)です。

難病でありながら、一度失脚しても、這い上がり、長期政権を維持したことは、奇跡的なことだっとこの点は、同じ指定難病者としては、非常に安倍晋三氏を、敬服しています。

すでに、安倍晋三氏と岸信夫は、晋三氏の実弟であることは、知られているとおもいます。ここで注目したいのは、炎症性腸疾患と脊椎関節炎との関連性です。

イギリスのペーパーでは、2000年ごろから、この関係の医学雑誌記事があり、

炎症性腸疾患と脊椎関節炎を合併している例は少なくないと記されています。

岸信夫氏は、股関節が悪いとされていますが、脊椎関節炎、詳しく言えば、血清反応陰性脊椎関節炎は、初期は、仙腸関節から股関節に炎症を起す疾患です。

 

 

これが、重くなると、私達と同じくAS(強直性脊椎炎)となるわけですが、その可能性は、否定できないと考えます。

安倍氏は、炎症性腸疾患のみだったようですが、弟の岸上記の血清反応陰性脊椎関節炎である可能性も出てくるわけです。

安倍氏と岸氏では、病態がちがうではないかと、皆さんは思われますが、腸の回盲部に炎症をもつ、AS患者は、上記にイギリスのペーパーでは、7割という報告もあります。

現在、炎症性腸疾患(クローン病、潰瘍性大腸炎)、AS(強直性脊椎炎)は、

などは、指定難病ですが、親子、兄弟で、指定難病が、病気の種類が違っても

何らかの難病が、血縁関係で多いというのは、最近の研究でも分かっています。

私見では、防衛大臣が、強直性脊椎炎である可能性は、否定できないとおもっています。

もちろん、推測には過ぎませんが、潰瘍性大腸炎の特効薬も強直性脊椎炎も、インフリキシマブという生物学的製剤です。

そのことからみても、この病気が親戚同士ということがわかるとおもいます。

安倍晋三氏も潰瘍性大腸炎を持ちながら、復活出来たのは、上記などの生物学的製剤だといわれています。

例え、岸信夫防衛大臣が、我々と同じAS(強直性脊椎炎)または血清反応陰性脊椎関節炎と考えるのは、お兄さんである安倍晋三元総理が血縁であるという推測から、可能性は高いとおもうのです。

 

もちろん、潰瘍性大腸炎と強直性脊椎炎は、無関係という医師もいるとおもいますが、それは、これまでのエビデンスです。

エビデンスは「建前」という本がありましたが、その主張の通りともいえるとおもいます。

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今回は、この本をよみました、ヒトゲノムで、いろんなことがもっと分かると、会席を始めて、ASも東京大学医科学研究所、池川先生がASに対してヒトゲノムの解析を行いましたが。かつて大阪大学の辻本先生が行った、HLA-B27の研究以上のものは出ておらず、大きく変化が出てないという。さらに、HLA-B27陽性陰性もASの診断基準にならないということもわかり、ヒトゲノム解析により、更にこれらの難病は、意味不明の所に来ています。

我々患者も、ヒトゲノム解析により、ASのピンポイントの薬が出てくると、期待をかけましたが、結局、生物学製剤で、炎症性腸疾患も、ASを含む血清反応陰性脊椎関節炎も、闇の中にいる、対処療法に収支しているのでしょうか。

いずれにしても、岸防衛大臣も、もしASであったとしても、対処療法は幾らでもあるでしょうから、ある面では、幸福でしょう。

我々の世代より、はるかに、痛みに忙殺されずに、政治活動が続けられるでしょう。難病でも、頑張った安倍晋三元総理、お兄さんのご供養のためにも、思想信条が近い岸氏が、自民党をひっぱっていくのが、と多くの人が考えているかもしれません。

 

とはいえ、自民党は明日大勝ちでしょうが、清和会会長不在、岸田総理大臣は、目の上のたんこぶ、安倍晋三元総理がいなくなり、万々歳。

そして、岸防衛大臣ば、万が一でも難病となれば、岸田総理は、力を強めるでしょうが、そうは一枚岩ではまとまらない。

自民を分裂させてるチャンスは出てきます。その辺を小沢一郎氏はねらっているし、

自民大勝後の、一つの政治を変える二大政党制へのラストチャンスとなるかもしれませんん。

自民が大勝ちすると、公明、維新、国民など改憲勢力の補完政党がいらなくなる。

となると、一見自民一党独裁となりますが、党内が一つにまとまらないとみます。

難病であった、清和会会長、安倍晋三(元総理)難病であったこと、岸氏も何病なのか、もし難病、AS(強直性脊椎炎)ならば、杞憂かもしれませんが、次は関ヶ原の合戦、自民党内で、二つのアキレス腱が交錯することになりうります。

分裂です。

自民党は、自由民主党、自由党と民主党にわかれるか、または、有る一派、例えば二階派の細田氏(元民主党)あたりが、小沢氏と組んで動いても、石破氏がリードして、分裂させるのも、可能性はあります。その中で、大事な存在は、実は元総理の森義朗氏です。今の政治の最後のフィクサーで、老齢化が問題ですが、彼が誰を清和会会長に誰をつけるか。以外にめぼしい人がいない。あとは、麻生太郎がどう動くか。

万年総理候補の石破氏も勇気があれば、小沢氏と組むても残されています。

さきほど、関ヶ原の合戦とかきましたが、今は本能寺の変が一番適切かもしれません。森がフィクサーで作った政治は、おおざっぱにいえば小泉、安倍、菅、そして、現総理にいたる、岸田総理ですが、今はフィクサーは、ほぼ、亡くなった安倍晋三にあったでしょうから、安倍氏は、最大派閥の清和会の会長 二アイコール、自民党の

オーナー的な存在だったでしょう。

 

さて、難病+政治のこと、ちょっと雑ですが、思い切って重い記事を書いてみました。

私は、有る病院で、安倍氏と外来で、一緒になったことがあります、主治医は、同じ先生でした。もう半世紀近く前です。安倍氏は、若年(大学生ぐらい)それより前

から炎症性腸疾患だったようです。それでも、オヤジさんの跡を継ぎ、悲願の総理になったこと、長期政権、沢山の偉業の多くの罪を背負って亡くなった。

これは、大政治家ほど、功罪があることでしょう。

私の立ち位置は、アンチ安倍ですが、退陣のとき安倍氏の難病は嘘だと書かれると、さすがに頭にきます。潰瘍性大腸炎も、クローン病だろうが、強直性脊椎炎も難病は、寛解こそしても治らないといわれています。

病気をもって社会を生き抜く方々に、政治信条がちがうからといって、詐病のようにいう、また政治的な功罪をかたり、罪が多き過ぎるので、射殺されるのは、避けられないことだったとか。それは、言い過ぎです。あってはならない事実と、自業自得て的な意見は、NGだとおもいます。

 

私は、安倍氏の罪とされる部分は、しっかりと裁かれ白黒をつけるべきことであり、

罪がもしあるとすれば、生きて償って欲しかったとおもいます。

亡くなっても、モリカケサクラ、そのた強行採決など、安倍政権を再考することが、

政治の進歩といえるかもしれません。

同年代、少し先輩ですが、共に難病と闘った日々には、敬意を表します。

ご冥福をお祈りします。

 

追記

統一教会の問題が、浮上しています。

はやり、この死が無駄にならないためにも、安倍氏の功だけでなく、罪そして、影ノの部分、これは安倍氏限らず、政治はもっと浄化させるべきだし、もっと国民が監視を高めなければなりません。

良識有る、明日の日本のために。