新天地でチャレンジしはじめて4ヶ月が経った。


この間、試合結果はおもわしくなく、苦悩する日々だった。


「試合結果」だけにとらわれるつもりは全くなかったのだが、2部への降格がちらついたことも


プレッシャーになったし、なにより良くなる兆しが見られなかったことに悩まされた。


自分が大切にしているもの、サッカーで大切なもの…を押し付けではなく選手と共有することが


なかなかできなくて僕の言葉が届いてなかったように感じる。


そして「規律」…


「規律」に関しては、いろんな指導者の捉え方があるだろう。


僕は、強制による規律ではなく、自主的な規律をやらせかたかった。


それは、忍耐強く、時間がかかる取り組みだと分かってはいたが、苦しい取り組みだった。


この4ヶ月の間にも、「このやり方は無理なんだろうか。中学生には無理なのか?」


という葛藤との戦いの連続であり、正直ぶれていた自分も感じていた。


信念を貫ききれず、選手に対する働きかけが半端になり、余計に選手を混乱させた。


中三になろうかという時期の難しさもあった。


紆余曲折を経て、選手が変わりつつある。


僕が言い続けてきた「主役はコーチではなく、選手であるみんなだ」という言葉が


当てはまる行動と態度が少しづつ観られるようになってきた。


言われたことだけをこなすのではなく、自分はどうなりたいのか、じゃあどうする?


という自ら動くということ。


強制による規律を強いられてきた者にとって難しい変化だったのかもしれない。


そしてなにより、新しい地で新しいスタッフと選手達と信頼関係を築くことが難しかった。


少し手応えを感じてきたことを報告して今日は終わろう。


ほんとに久々の更新だったけど、半端な内容です。


これからの選手達に期待!!




新たなチームに来て、実質的に指導し始めてから3週間が経つ。


その間に、公式戦であるリーグ戦の試合が2試合あった。


0-4


0-5


で連続して大敗した。


これまで、チーム戦術を中心とした練習をしていた・・・という情報をもらっていた。


実際にトレーニングでみると、「形」でプレーしている印象が強かった。


例えば、敵が明らかに予測していてもワンタッチで落としてしまう、蹴ってしまう。


いわゆるパターンで刷り込まれている感じだ。


守備も、ボールにいかず、ブロックを作ることが優先されていたようだ。


僕は、トップチームに行くための中学生年代という捉え方をした時に、これでは頭打ちになる


と思った。




守備は、とにかくボールに行け。ただし、ゴールを守ってボールを奪うのが目的。どうする?


敵を観てプレーしよう。逆をとる、プレーを選ぶ、ぎりぎりまで判断を変えられる力をつけよう。


頭を休めない。関わり続けよう。


3つを要求した。


戦術がどうという話ではなく、個人があって、それが結びついてグループ、チームが作られる。


チーム戦術から入ったら、上で頭打ちになるのは間違いない。あえて細かいことは言わずに、


目的だけを確認し、どうやって目的を達成するかは選手のものだよ、という働きかけをした。




選手達は、とまどっている。


これまでは、監督に言われたことをやることを求められていたと聞く。


ロボットのようだ。生き生きとした顔でサッカーをやっていない。


いきなり、サッカーは自分達で創っていくものだよ、と言われても分からないのは無理もない。



敵との関係の中での技術、そして上記した3つをジュニアユース年代で身に付けさせなければならない。


しかし、試合ではひどいことになっている。


何より、混乱によるものなのか・・・、選手がひたむきにサッカーに取り組んでいない。戦っていない。


攻撃も守備も、ワンプレーでやめてしまう。


守備では、一瞬逆をとられた、かわされた、もしくはかわされそうといった時にすぐにやめてしまう。


ボールに行け、と言っているのだが中途半端にボールにいくものだから、ちょうどカモになる


タイミングになってしまう。次の展開の予測をしないから全て後手の対応になってしまう。


攻撃も、前の選手がボールをとっても後ろの選手は後ろにいたまま見ているだけ・・・。


すぐにバックパスをし、しかももう一度パスを受ける準備を全くしない。蹴るしかない。


負けた悔しさをトレーニングに反映できない・・・。


これでは、スキルの話にはいれない。スタートラインに立っていない。


トレーニングでも伝えてきたつもりだったが、この責任は自分にもある。


彼らの信頼を得なければ、僕の言葉は彼らに届かない。


やるべきことをやっていないことに気付かせなければ変わらない。


「やるべこと」は何なのか、具体的に示していかなければいけないのだろう。


中2の終わりに当たるこの時期に思っていたよりも低いレベルの要求をしなければならないのは残念。


そして、大敗が続くと今取り組もうとしていることへの意識が軽くなってしまう。絶対に大切なのに・・・。


結果に惑わされずに貫いて取り組み続けたいが、いろんな意味で結果を無視する訳にもいかない。


それでも、信念を貫くことが必ず結果を生むと信じてやり続けたい。


しばらくは苦しい時期が続くだろう。それを承知で我慢の時期を過ごしたい。


なぜなら、その我慢が必ず飛躍を生むと信じているから。


ただし、それには周りの理解が必要。コーチングスタッフ、クラブで共有できるだろうか?


まずは、試合を観たスタッフの意見を聞き、自分の考えを伝えてみよう。


方向性を共有できれば、一緒に我慢の時期を過ごせる。それは何よりも心強いものになる。


監督は孤独なものだ。


サポートしてもらうことは、勇気を与えてくれる。ぶれそうになる弱い自分に負けないために、


自分はもちろん、仲間と一緒に目指すものに向かっていけるクラブにしたいなあ。


時には、意見をぶつけあいながら・・・。