石灰化があっても腕は挙がる
1週間前より片腕が激痛になり腕が上がらない。
整形外科に行きレントゲンを撮影し、
腕の石灰化沈着が原因ではないかと言われた。
鎮痛薬と胃薬を処方されるが症状に変化なし。
それで当室に来られた。
腕の前方と横方向が痛みで60度以上はあげられない。
さらに上げようとすると両肩の水平ラインが著しく乱れる。
どちらかの腕に石灰化があるようですが、
その後は痛みなく仕事はしているようです。
石灰化あれば必ず運動制限と痛みが伴うのか?
石灰沈着の成分はカルシュウム結晶のかたまりで、
大なり小なり35歳までに大部分の人に存在する。
突然の痛みが短期に石灰形成し肉眼で確認できるまでになるのか?
沈着は長い期間をにわたって形成されるもの。
痛みと運動制限が形成期間と合わない。
誰でも年齢を重ねれば見られるのである。
無症状の人にも石灰化が認められる。
閉経時の女性がかかりやすいのは、卵巣にあるエストロゲンが
分泌されなくなる。その結果、骨から必要以上にカルシウム
放出を防げなくなり脱灰(骨からカルシウム結晶が溶け出す)傾向になる。
女性は脱灰しやすい。痛みを訴えてレントゲン写真を撮ったら
石灰化がみられそれが原因にされてしまうことがある。
股関節などがよくある。
整理
①石灰化があれば必ず痛みと運動制限が伴うのか?
②発症期間と石灰化形成がピッタリ合うのか?
③正常側の腕を画像撮影し石灰の有無を確認しているのか?
④改善した場合に石灰化が消えてなくなっているのか?
いつまでレントゲンを見せて、
石灰化沈着が痛みの原因と片付けて済まそうとするの?
群馬 伊勢崎
内外治療室
