骨が神経を圧迫するから痛みの原因になる。

だから骨のゆがみを矯正して神経圧迫を取り除きましょう。


背骨だけじゃない。股関節、膝、足の裏、内臓にも神経が通っているので、圧迫したら症状があちこち出るから大変だよ。


しかし骨が神経を圧迫している状態なのに、痛みがある時とない時があるのはおかしいし、歩行や激しい運動は神経を圧迫し痛みが出てもおかしくはないか?


末梢神経(感覚神経・自律神経・運動神経)は、発達した神経周膜や神経上膜などの結合組織よって囲まれており圧迫や機械的ストレスから神経線維に影響を受けないようにしている。


例えれば電線の導線が神経線維で、その周りに絶縁体(神経膜)が囲み、

神経膜が電気エネルギーを減衰しないように存在している。


足の裏に走っている末梢神経は神経膜の存在により走行や歩行や立位で、神経に圧迫ストレス刺激を与えても正常では痛みやしびれなどは

おきない。


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臨床医のための痛みのメカニズム 横田敏勝

           

末梢神経を長時間加圧し続けるとニューラプラキシー(損傷)になる。

圧迫された局所で太い線維が脱髄(神経線維の髄鞘が一次的に崩壊・

消失)する。


この脱髄によって運動線維、筋求心性線維、触覚・圧覚・振動覚を伝える

感覚線維が機能が障害される。しかし、痛覚線維、温冷覚、自律神経線維は侵されない。


圧迫が解除されるとシュワン細胞が増殖され脱髄部に移動、

この細胞が髄鞘を形成し麻痺が消失する(Strain and Olson, 1975).


神経線維の内圧は外圧より低いので外から圧迫されると圧力差が増加

する。脇の下に肘付きをはさみ一晩ぶら下げていると神経が麻痺する。

パートナーに腕枕を一晩すると麻痺が生じる。


矯正治療によって痛みやしびれが改善することがあるのが事実。

この場合は神経圧迫の解除よりは何のメカニズムが考えられるのか?


理屈が先ではなく、現象を考察し理屈が後にくる。


群馬 伊勢崎市

内外治療室