痛みは警告信号として生体を危害から守るのに役立てている。急性痛では突然の痛みにより不安が支配的な感情になる。急性の侵害受容性疼痛(体性痛・内臓痛)はその原因になった疾患が治ると痛みは消失する。しかし、慢性痛は基礎疾患を診断・治療しているがそれなのに痛みが続いている。この場合は警告信号としての役に立たない無益な痛みとなる。


急性痛があると交感神経が緊張状態になるが、痛みが慢性化すると交感神経系がなれてくる。身体症状が変化し、不眠・食欲減退・失望・自信喪失・みじめ・抑うつ状態が、痛みに対する耐性低下になる。その後、二次的現象

として心理的要素も含み肉体と精神の悪循環は始まり痛みが痛みを呼んでくる。また精神不安が痛みを引き起こすのでその逆もある。


からだの疑問、 腰痛・ぎっくり腰などの情報を発信しています。-脳と痛み
   脳と痛み 横田敏勝


例えば手術をしたが痛みがなくならないので、手術が失敗であったのかと疑う。いつまでも治らないので痛みの悪循環ができあがり再手術・慢性の薬物依存、代替医療の失敗、医者めぐり、社会活動低下などを循環する。

慢性化が痛みの治療をむずかしくする。


群馬 伊勢崎

内外治療室