「内臓のはたらきと子どものこころ」 三木成夫 著 築地書館
植物には感覚がありそうな気がしてたが動物と違い完全に
欠如しているそうだ。
動物は子供を産む場所と、餌を捕る場所ははっきり分かれているが、
植物は食と性の位相交代を居ながらにしてやってのける。
動物はこの食と性を往ったりきたりするのと違うそうだ。
植物には独立栄養である光合成の能力があるので、
動物のように人様のモノを横取りする必要がない。
グルメもなくあちらこちらさまようこともないのである。
しかし、人間も動物と同じで「感覚・運動」の機能を持っているため、
どれほど目先の変化に振り回されるか。
植物の世界にはそれがない。
山火事か来ても逃げない。
柿泥棒が来ても知らん振り。
植物は何をしているのかという問いには、
宇宙リズムのハーモニーに全身全霊を捧げているとのこと。
「食と性」のリズムが、宇宙リズムと完全に一致するように
できているのが植物の本来の姿だそうだ。
人間にある感覚と運動が邪魔になりその支点となる神経系の
伝達が乱れて、宇宙リズムから外れていくことはあるな。
群馬 伊勢崎市